梱包資材について知っておきたいこと

ネットショップの梱包資材について知っておきたい3つのこと


物販系ネットショップならではの業務といえば、承ったご注文の品をお客様のもとにお送りする配送業務である。そして配送を行うのに無くてはならないのが、段ボール・緩衝材・ガムテープをはじめとした梱包資材。

今回はネットショップ運営において必要不可欠な梱包資材について、ショップオーナーやスタッフが知っておきたいことについて、ご説明していく。

 

段ボールには強度がある

段ボールには強度がある

実は一口に段ボールと言っても、強度によっていくつかの分類に分けることができる。強度は紙の強さを表すライナーという単位や、段ボールの構造を表すフルートといった言葉で表現される。

 

ライナー

段ボールの紙の強度を表すのがライナー。K7・K6・K5・C6・C5・D4・D3といった分類に分けられており、左のK7が一番硬く、右のD3になればなるほど柔らかくなる。

中身の商品を保護するという意味で言えば、柔らかすぎる段ボールを使用すると、配送途中で段ボールがつぶれてしまったり、穴があいてしまったりで、商品が傷ついてしまう可能性が出てくる。ただし紙の質が硬くなればなるほど、段ボール自体の価格も上がっていく。一般的なネット通販であれば、K5ぐらいの段ボールを使用すれば十分だ。

もし越境ECを展開されている企業で、海外に商品をお届けするのであれば、最低でもK6以上の段ボールを使うようにしてほしい。海外配送は配送物の扱いも雑になることが予想されるためである。

 

フルート

段ボールの断面を横から見ると分かるのだが、2枚の紙のシートが、波打ったような形でくっついているのが分かるはずだ。それぞれのシートが上記で説明したライナーであり、その2枚のシートをくっつけた構造のことをフルートと呼ぶ。

フルートにはAフルート・Bフルート・Cフルート・Eフルート・Fフルート・Gフルートがあり、左側のGフルートになればなるほど厚みが薄くなり、強度も弱くなる。※CフルートだけはBフルートよりも厚いが、波が細かいのでAフルートに近い強度がある

また二つのフルートを組み合わせるWフルート構造の段ボールもあり、強度は非常に強くなるので、貴重なものや重量のあるものを梱包する際に使用する。

ライナーとフルートについての説明は、外部サイトだがこちらの「ダンボールの構造と強度」にも詳しく説明があるので参考にしてほしい。

 

越境ECでは新聞紙を緩衝材代わりにするのもあり

越境ECでは新聞紙を緩衝材代わりにするのもあり

商品を段ボールに入れただけでは、段ボール内で商品が揺さぶられてしまったり、外部からの衝撃によって、大事な商品が傷ついてしまうことがある。そうしたことを防ぐためにも、緩衝材を入れる必要がある。

その緩衝材だが、通称”プチプチ”やクッションペーパーなどさまざまな種類があるのだが、越境EC事業者の場合は日本の新聞紙を緩衝材代わりにするのもあり。新聞紙もくしゃくしゃッとすれば、商品に伝わる衝撃をやわらげる緩衝材の役目を果たすものである。

日本人が英字新聞に対して少し特別な感情を抱くように、外国の方も日本の新聞は普段目にしないものであり、物珍しさがある。特に日本の企業から日本の商品を注文する外国人は、日本という国に興味の強い人も多いので、こうした仕組みがあると段ボールを開けたときの感動や喜びが増すことになる。

ポイントとしては新聞の中でも写真が多く写っているページを選ぶとよい。

 

ガムテープの種類も多種多様

ガムテープの種類も多種多様

緩衝材や商品が段ボールからこぼれ出てしまわないように封をする役目のガムテープだが、一口にガムテープと言ってもその種類はさまざま。大きく分けるとクラフトテープ・布テープ・OPPテープの3種類がある。

 

一般的な通販アイテムであればクラフトテープで十分

クラフトテープは先に挙げた3種の中でも、最も強度的には劣るテープだ。しかし一番使われているタイプでもあり、一般的な通販アイテムであれば、クラフトテープで十分だと弊社では考えている。粘着力が弱い分、はがす際にもそれほど力をかける必要もない。

個性を出すのは難しいが、不備なく商品をお客様のもとに届けるという役割は問題なく果たしてくれる。

 

重量のある荷物は布テープやOPPテープがよい

ある程度の重量がある荷物を配送するなら、底が抜けてしまわないように、粘着力が高く強度のある布テープやOPPテープを使用するとよい。布テープやOPPテープはクラフトテープとは違い、重ね貼りすることも可能。

また海外配送の際も、中身が漏れてしまうことが心配なら、布テープ・OPPテープを使用するのがおすすめ。

 

おわりに 商品の梱包も立派な仕事

梱包した商品がお客様のもとに届く前に破損があっては、クレームに発展する可能性が高くなる。だからこそしっかりと梱包資材の特性についても理解して、少しでもお客様に喜ばれるようなショップづくりをしていこう。

梱包時の施策や配送方法については、下記の記事も是非参考にしてほしい。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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