コンテンツマーケティングの難易度は競合次第

コンテンツマーケティングの難易度は競合の存在によって大きく変わる


需要よりも供給が多くなっているEC業界において、お客様を捕まえファン化させるために、ECサイトのメディア化対応というマーケティング手法が用いられることが多くなった。一般的にはコンテンツマーケティングと呼ばれているもの。
※コンテンツマーケティングについては「EC業界でも今後はコンテンツマーケティングが加速する時代に突入」の記事を参考にしてほしい

そのコンテンツマーケティングについてだが、巷では「広告費用をかけることなく集客ができて、売上も伸びますよ。」というようなセールス文句で、まるで魔法のような手法のように言われていることもあるが、それは確かに間違いではない。だがコンテンツマーケティングを成功させるのは決して簡単なことではなく、それなりの時間や労力が必要になるのも事実だ。

ではどれだけ難しいの? という話になるわけだが、コンテンツマーケティングを成功させるための難易度は、競合の存在によって大きく変わるという話をしていく。

 

検索順位を制することが成功への一歩

検索順位を制することが成功への一歩

コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値ある情報をコンテンツとして配信して、お客様との心の距離を近づけていく手法である。コンテンツとは商品の豆知識のような情報から、使い方提案、おもしろ記事などさまざま。詳しくは「ユーザーに好まれる質の高いコンテンツを作る3つのポイント」をご覧いただければ、どのようなものがコンテンツとして成立するのかご理解いただけるはずだ。

そしてせっかく制作したコンテンツがユーザーの目に触れるには、以下に挙げる経路がある。

  • 検索エンジンからの流入
  • SNS上での拡散

以上の2通りの内、決してSNSを無視してよいわけではないのだが、多くの場合は検索エンジンからの流入が大半になる。それに戦略として考えても、一時的なキャンペーンでのマーケティングなら、SNSを上手に利用して一気に認知度を高めるのもありだが、ネットショップの集客ツールとして恒久的にお客様を獲得していくには、検索エンジンからの流入を見込んだほうがよい。

SEO対策に膨大な予算を計上しているEC事業者も多いが、今の時代お金を出したところで、そんな簡単に上位表示できるとは限らない。コンテンツマーケティングのように、地道な施策を取っていくことで、初めて検索順位で優位を保つことができるのだ。

そしてコンテンツマーケティングを成功できるかどうかは、検索エンジンで上位表示されるかどうかが重要になってくる。しかしそれがどのぐらい難しいのか? という疑問を抱く方は多い。その疑問に対しては、以下でお答えしていく。

 

検索順位は相対的に決まる

まず検索エンジンにおける検索順位は、相対的な評価で決定するということを理解してほしい。あるキーワードに対して、内容の薄いページしかないから1位は該当なしで2位からランキングがスタートするなんて現象は起こらない。どんなに薄っぺらい内容でも、そのキーワードについて他サイトよりも一番詳しく書かれていれば1位表示されるのだ。

世間では「検索順位の上位に食い込むためには○○文字以上の文章量が必要だ」なんてことが言われていることもあるが、まったくそんなことはない。たとえ100文字程度のコンテンツだとしても、その他のサイトでそれ以上詳しく書かれているものが無ければ、検索順位において優位に立つことができる。

つまりどんなお粗末なコンテンツだとしても、その他のサイトよりも内容が勝っていれば、検索順位1位を獲得できてしまう。同じキーワードだとしても、競合サイトが少なければ難易度は低いし、競合が多ければ難易度は高くなる。検索順位の上位表示は、競合サイトの質に大きくかかわってくる問題なのである。

 

まずは競合サイトの質を確認しよう

検索順位で優位に立ちたいのなら、まずは競合サイトがどれだけの質を保持しているのかを確認する作業から始めよう。

例えば赤ワインを販売しているネットショップで、コンテンツとして赤ワインに合うおつまみについての記事を書く予定だとする。そうしたらまずは「ワイン つまみ」といったキーワードで検索をかけて、競合となるサイトで、どれだけ詳しく、ユーザーのためになるページが存在するのかを確認する。

そうすると、そのキーワードで上位表示を狙うには、どの程度の濃い内容が必要か、だいたいの難易度を把握することができる。あとはその難易度をクリアするために、必要な情報を揃えたコンテンツを用意していく作業に入る。

 

検索順位だけが全てではないことも理解する

検索順位だけが全てではないことも理解する

ここまではコンテンツマーケティングを成功させるために、検索順位を上げることについて説明してきたが、検索順位だけがすべてではないことも知っていてほしい。

 

検索キーワードに対する需要を知る

ユーザーの検索キーワードを想定し、いくら頑張って質の高いコンテンツを用意して、検索順位で1位を獲得できたとしても、そのキーワードでの検索が全然行われなければ、その記事が人の目につくこともない。そんな悲しい結果にならないためにも、コンテンツを制作する前に、キーワードの検索ボリュームを把握しておこう。

キーワードごとの検索ボリュームを知るには、グーグルから無償提供されている「キーワードプランナー」というツールを使用することで、簡単に調べることができる。キーワードプランナーは、リスティング広告出稿用のグーグルアドワーズのアカウントさえ取得していれば、誰でも使用可能だ。もちろんリスティング広告を出稿する必要などなく、キーワードプランナーだけ利用することができる。

具体的な使用方法については、「リスティング広告の基本と効果的な運用方法について」の[リスティング広告のコツ]の章にて記載があるので、参考にしてほしい。

当たり前の話になってしまうが、検索ボリュームの多いキーワードで検索順位の上位を獲得することは、より多くのユーザーにコンテンツを見てもらえるチャンスが増えるということ。

 

検索ボリュームが多く、競合の少ないキーワードが狙い目

最も効率よくコンテンツマーケティングを進めていくには、検索ボリュームが多いキーワード(注目度の高い話題)ながら、競合サイトの少ないキーワードを狙い撃ちしてコンテンツを用意していく方法。

とは言っても、今や企業のオウンドメディアから個人ブログまで、インターネットの世界はコンテンツで溢れかえっている時代。そうそう都合のよいキーワードがぽんぽんと見つかるわけではないが、効率のことを考えるなら、検索ボリュームの量と競合ページの数を意識したキーワード選びをしていくことが重要になる。

 

おわりに 効率よくコンテンツマーケティングを進めるには競合を知ること

コンテンツマーケティングは時間も労力もかかる。取り掛かるには長期戦を覚悟しなければならない。だが正しい知識さえ身に着けていれば、できるだけ少ない労力で、集客やコンバージョンにつながるようなマーケティングをしていくことが可能になる。

絶対値ではなく、相対値を意識しながら、コンテンツマーケティング運用をすすめていこう。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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