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売れないと言われるBASEで売れるショップを作っていく方法論


無料でネットショップを出店できるサービスの「BASE」。

本当に無料なの!? と思ってしまうぐらい豊富な機能が付いている。基本となるシステムに、カテゴリ管理やメルマガ機能といった必要な機能をドッキングさせていく方式で、使い勝手も申し分ない。

それに基本使用料だけでなく、メルマガ機能や海外対応といったオプションまで無料なのだから、売りたい商品があればBASEで出店をしないわけにはいきません。※BASEの機能については「BASEで無料利用できるAppsをおすすめ順にランキング」を参照

初期費用も発生することなく、月々のシステム利用料も無料ですので、とにかく参入障壁が低く、爆発的にBASEへ出店する店舗が増えているのもうなずける。特に個人でものづくりをされているような、ハンドメイド作家さんにも好評のようだ。
※これからBASEの出店を検討しているなら、「無料のBASEを利用する前に知っておきたい5つのこと」の記事も参考にしてほしい。

でもBASEに出店している方からよく聞くのが「売れない」ということ…

 

なぜBASEは売れないのか?

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それでは、まずはなぜBASEが売れなのか…その理由を考えていこう。

 

SEOが弱い

売れない一番の理由と言ってもよいが、とにかくSEOが弱い。だから検索経由での流入が少なくなってしまう。
もともと検索経由でやってくるお客様は、何かを探し求めていて購買意欲が強い人が多いですから、検索経由での流入が少ないと、どうしても売れなくなってしまう。

BASEはシンプルなつくりで非常に使いやすい反面、作りこんだページづくりができず、SEO値を上げようにも限界がある。
商品名で検索したとしても、楽天やアマゾンといった大手サイトのページより上位に表示されることは、ほぼ皆無と言ってもよいぐらいではないだろうか。

まぁ楽天などの大手ショッピングモールに出店する人は、出店自体に高いお金を払っているので、SEO面での恩恵を受けるのは当たり前といえば当たり前なのだが…

SEOを少しでも強くしたいのなら、こちらの「ネットショップのSEO対策で検索順位の上位表示を狙う方法」の記事を参考にしてほしい。

 

サイトのデザインが簡素

BASEのシステムはデザインもシンプルで、万人受けするようなデザインになっている。
第三者目線でパッと見ると、すっきりしていて素敵だなと思いますが、それがいけないのだ。

いくら職人が魂を込めて作ったものだとしても、いくら店主が自信をもって目利きして仕入れた商品だとしても、顔も合わさないネット通販で商品を買ってもらうというのは簡単なことではない。

価格面で勝負しない限り、お客様には「なんかこの店好きだな」と思ってもらう必要がある。

だから誰にでも受け入れられるようなデザインではなく、7割の人に嫌悪感を持たれようとも、3割の人に好感を持たれるようなサイトの方が売れるのだ。

システムに手を入れずらいBASEでは、ロゴの変更や背景画像の変更ぐらいしかデザインを変えられず、凝ったデザインのサイトを構築しにくい。こうしたところもBASEで商品が売れない問題につながる。

 

ではBASEで売っていくためにはどうするか

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売れない理由をご説明してきたが、ではどうすればBASEで売れるのか? 当記事をご覧の方も気になるのはここだと思う。

 

広告を使う

早い話、すぐにでも効果を出したいなら広告を出すのが一番効果的。もちろんお金はかかりますが…大手サイトへのバナー広告や記事広告の出稿、クリック課金型のリスティング広告など、さまざまなタイプの広告がある。

でも当記事をご覧の方は、そんな情報を求めているわけではないだろう。無料でありながら売れるサイトにしていく方法は次の項からご説明しよう。

 

SNSをフル活用する

BASEは検索には弱いかもしれませんが、実はSNSとは相性がよい。商品ページにはFacebookのいいねボタンやツイートボタンがついている。商品を見てもらい、いいねボタンを押してもらえれば、より多くの人にリーチできることだろう。

また各種SNSを利用してガンガン商品をアピールしていこう。FacebookをはじめTwitterやInstagramなど、どれも無料ですので使えるものはどんどん使っていきたい。

SNSは情報の拡散力という部分に特化したツールですので、本当に良い商品をしっかりと紹介すれば、SNS上の口コミであっという間に魅力が伝わり、ショップへ来てくれるお客様も増えることだろう。

SNSについては、こちらの「ECサイトの販促には無料で使える6つのSNSをフル活用しよう」も参考にしよう。

 

HTML編集機能を付ける

今までブラックボックスだったBASEのシステムも、とうとうHTMLをいじれる機能が追加された。HTMLソースだけでなく、CSSやJavaScriptの編集まで行えるそうで、一通りのデザインを自分好みに改修できそうだ。

ただし900円の月額利用が発生する。これを安いと思うか高いと思うかは人それぞれ。それよりもまずはプログラミングの知識も必要になりますし…

専門的なことは苦手という方には、少々ハードルが高いのかもしれない。

 

BASE Mag.に掲載してもらう

BASE Mag.とは「ネットショップ運営者が発信する、商品の想いを集めたショッピングメディア」。
…と言われてもいったい何のこと? と思いますよね。

BASEにはブログ機能があり、ショップ上のブログに商品に対する想いとか、お店のことを掲載する機能が付いている。(これも無料オプションで付けられる)
いわゆるスタッフブログ的なもの。

そしてBASE Mag.とは、各店舗がそれぞれ書き起こしたブログを集めて、一つの大きなメディアとして運営しているサイトだ。

このBASE Mag.に掲載してもらうには、ブログの作成画面下に「BASE Mag.に掲載申請する」というチェックボックスがありますので、そこにチェックを入れて掲載依頼を出す。

ですが掲載依頼を出した全てのブログを掲載してもらえるとは限らない。どのような掲載基準が設けられているかは分かりませんが、BASE側によって記事の選定がされ、掲載可となった記事は数日後にBASE Mag.に掲載される。

実はこのBASE Mag.に掲載されると、結構売れるのだ。BASE Mag.が集客してくれるというのもありますが、とにかくブログを作成して、こまめに掲載依頼は出したほうがいいだろう。

そして掲載されたらSNSを使って、さらに記事を見てもらって集客に拍車をかけることが大切だ。

 

自社メディアからの集客

BASEのSEOが弱いのであれば、自分でSEOに強い外部メディアを作って、そこからの集客を図りましょう。

これは今はやりのECサイトのメディア化という概念に当てはまるものですが、集客はしたいけどお金はかけたくない…という方にはとってもおすすめの方法。

BASEは基本商品ページの集まりでしかありませんから、その商品に対する想いや、商品にまつわる豆知識など、購入していただくお客様にとって面白いなと思える情報を発信していく外部メディアを用意するのだ。

お客様の流入の流れとしては以下の通り。

1.ユーザーが検索エンジンで自分の興味のある話題について調べる。(例えば肌に優しいハンドクリームを調べるとする)

2.外部メディアにスキンケアの情報や、肌にとって優しいクリーム情報などを掲載しておくことで、ユーザーの検索にひっかかり、外部メディアの記事を読んでいただける。

3.記事のなかにユーザーにとって有益な情報とともに、自社で運営するBASEの商品リンクを自然な形で貼り付けておくことで、BASEへの流入を促します。

4.BASEのショップへ移動したユーザーは商品情報を確認し、購入していただくお客様になってくれる。

ユーザーとショップの架け橋。これが外部メディアの果たす役割だ。

メディア化については「ECサイト(ネットショップ)がメディア化を進める6つの理由」の記事を参考にしてほしい。

実際に弊社のクライアントもBASEのシステムと独自メディアを連携させることで売上げを伸ばしている。自社メディアとの連携については「BASEと独自メディアを連携して集客の仕組みをつくる手順」の記事も参考にしてほしい。

 

おわりに 集客能力が弱ければ高めるだけ

BASEは無料で使い勝手もよいネット通販システムですが、有料のものと比べて集客機能が劣ってしまうのは仕方がない。でもシステム自体が集客に弱ければ、集客できる仕組みを作ってしまえばよいだけの話なのだ。

特に外部メディアを利用するというのは、現在のECサイトのトレンドとしてもぴったりな手法である。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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