ネットショップの開業時は一刻も早くサイトを公開

一刻も早くサイトを公開することが開業当初の検索流入を助ける


ネットショップにおける集客で、お客様を呼び込む手法としては、ソーシャルメディアを利用したり、広告を活用したりと、いくつかの流入経路があるが、その中でも最も意識したいのは検索エンジンからの自然検索による流入である。その理由は自然検索で流入するユーザーは、何らかの目的意識を持って検索していることが多く、広告とは違い費用もかからないから。

つまり検索エンジンで検索をしてアクセスしてくれるお客様はコンバージョンしやすく、手間もかからないので、理想の集客方法とも言える。

そのためEC事業者なら、大なり小なり何らかのSEO対策を施しているはずだ。今回はそのSEOに絡んだ内容だが、ネットショップのオープン時は、1ページからでもよいので、一刻も早くサイトを公開した方が検索順位に好影響を与えるという話。

 

新規ドメインは上位表示されない

新規ドメインは上位表示されない

まずSEOを考える上で忘れてはいけないことは「新規で取得したドメインは上位表示されにくい」ということである。もう少し踏み込んで言うならば、サイト公開して時間が立っていないサイトは上位表示されにくい。ウェブ業界ではこうした現象のことをエイジングフィルターと呼ぶこともある。

運営歴10年のサイトAと、昨日立ち上げたばかりのサイトBがあったとして、それぞれに同じ内容の記事を同じタイミングでアップロードした場合、上位表示されるのは前者の方である。

なぜそんな事象が起きてしまうのかだが、検索エンジンとしても、昨日生まれたばかりのウェブサイトの評価をしっかりできないからである。もしかしたらそのサイトはユーザーを悪質なサイトへ呼び込むためのスパムサイトかもしれないし、そんなサイトを上位表示させてしまえば、検索エンジンの信用を落としてしまう。

だからサイト運営歴が短すぎると適切な評価を与えてもらえずに、いくら良質なサイトだとしても検索上位に食い込むことは難しいのである。

 

上位表示されない期間について

せっかく用意したウェブサイトが上位表示されないもどかしい期間についてだが、いったいどれぐらい続くのだろうか…と疑問に感じる人は多いだろう。実際エイジングフィルターについて検索すると、「3ヵ月で終了する」や「長いと1年弱」など、さまざまな憶測が飛び交っている。

肝心の期間についてだが、こればかりは何とも言えない…と答えるしか術がない。新規ドメインの検索上位表示を抑えつけるエイジングフィルターの存在は、Googleでは公式に認めておらず、その存在すらあやふやなものである。ただし多くのウェブサイトを見る限りでは、こうした現象が発生する確率は高く、その期間もウェブサイトごとに異なっている。

期間が分からない不透明な要素だからこそ、できるだけ早い段階で手を打っておくに越したことはないのである。

 

まずはサイト公開を優先する

まずはサイト公開を優先

上記ではサイト開設後、すぐには上位表示されにくい旨を説明したが、これがネットショップの場合、トップページを用意して、イベントやキャンペーンページを作り込み、全ての商品のアップロードも完了して「いざオープン」となっても、自然検索からの流入はほぼ見込めないだろう。

ショップのオープン当初から少しでも自然検索でのユーザーの流入を見込みたければ、トップページが用意できた時点ですぐにECサイトを公開してしまうべきである。もし全商品の登録と特集ページを用意するのに1カ月ほどかかるのであれば、その期間の分だけSEO面で得をしたとも言える。

そして各商品はアップロードしたものから、五月雨式にどんどん公開していけばよい。全ての商品の登録を終えるまで待つ必要なんてない。SEO的観点としても、日々更新の発生するウェブサイトに高評価を与える傾向がある。商品ページの追加という更新行為も、検索順位を上げるという意味では効果的なのだ。

 

不完全な状態で公開することに不安がらなくてもよい

中には不完全な状態でネットショップを公開することに不安を覚える事業者もいる。「せっかくアクセスしてくれたユーザーに、おかしなショップだと思われるんじゃないか…」とお考えになるかもしれないが、安心してほしい。まずユーザーはそんな意識するほどやってこない。

もし友人や知人にネットショップを開業したことをお知らせしたければ、全ての商品を登録し、デザイン的にも仕上げた段階で知らせればいい。

未完成なままでオープンするのは、あくまでSEOが目的であり、その間にやってきたユーザーも、特に記憶に残らないまま去っていってしまうだけだ。プレオープンのような状態にしておくことで、全ての用意が整ったグランドオープン後の集客が楽になることは間違いない。

 

もっと追及するならティザーサイトを用意

もっと追及するならティザーサイトを用意

ネットショップシステムの構築を始めてから、全てのページの仕上げが完了するまでにかかる時間は1カ月程度かもしれないが、ネットショップの開業を決めた時点からサイト完成までなら、もっと長い時間の準備期間が発生するはずだ。サイトを公開してから検索順位がまともに評価されるまでに時間がかかるのなら、この準備期間をまるごと利用したい。

グランドオープン直後から自然検索に対してもっと優位な立場をとりたいなら、ティザーサイト手法を展開するのがよいだろう。

 

ティザーサイトとは

ティザーサイとは、ある商品やサービスをリリースするまでの間に公開する、キャンペーン用サイトのことである。

例えば人気シリーズのゲームソフトが半年後に発売されるとする。専用サイトを商品の発売と同時に公開するのではなく、ある程度おおまかな仕様が決まった時点で、サイト自体のボリュームは少なくてもよいのでキャンペーンページを用意して公開する。

そこでこまめに新事実的な情報やリリース情報について小出しにして発表していくことで、話題集めとともに、宣伝効果を得ることができる。ティザーサイトはこのような目的で用意されるものなのだが、結果としてエイジングフィルターの対策にもなりえるのである。

 

ドメインを取得した時点でティザーサイト公開

ティザーサイトはネットショップでも応用できる。ティザーサイトの本来の目的はキャンペーン用なので、中小規模の知名度のない企業が立ち上げるネットショップにはあまり効果はないだろうが、SEOという観点なら十分に利用価値はある。

ティザーサイトの公開には最低限、ドメインとサーバーが必要となる。ドメインを決めた時点でティザーサイトを構築しよう。
このドメインはECサイトでも受け継いでいくものなので、適当に決めてはいけない。ドメインの決め方については「独自ドメイン取得時に知っておきたい基本と意識するポイント」を参考にしてほしい。

ECサイト用ティザーサイトの任務は、そのドメインを検索エンジンにインデックス登録させておくことだけなので、内容は簡単なものでいい。これから構築していくサイトのコンセプトや、取扱いの商品について記載しておくぐらいで十分だ。

 

おわりに サイト公開直後から集客できると運営が楽になる

ネットショップの運営で辛いのは、新規でサイトを公開して数か月の期間だ。サイトをオープンするまではモチベーションも高く保てるが、いざショップをオープンして、誰もお客様がやってこない日々が続くと、担当者のやる気意識も低下してしまう。

だからこそオープン直後の辛い時期を少しでも楽にするため、すべての商品の登録が済んでいなかったとしても、プレオープンのような状態で一刻も早くECサイトを公開して、SEO的に優位にしておくべきである。もっと追及していきたいという方は、ティザーサイトの開設も検討してみよう。

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