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ユーザーに好まれる質の高いコンテンツを作る3つのポイント


コンテンツを軸として集客やプロモーションを考えていくコンテンツマーケティング。これを成功させるためには、どういった内容を発信していくかが非常に重要。質の低いコンテンツばかりを配信していては、いつまでたっても成果に結びつけることができない。

メディア運用はPV至上主義ではなく成果を意識しよう」の記事でも説明しているが、企業のオウンドメディアやECサイトのメディアは、個人ブログとは違いPVよりも成果を優先して考える必要がある。

だからよりユーザーに愛されるような、シェアしたくなるような、質の高いコンテンツを作っていくことが求められるわけであり、メディア運用の担当者としてもそこを意識しなければならない。

 

質の高いコンテンツとは?

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まず質の高いコンテンツとは何か…? と考えるわけだが、これには明確な答えがあるわけではないが、良質コンテンツの定義としては「ユーザーが読んでよかったと思える」内容であることだろう。

ユーザーは暇ではない。
これだけさまざまな情報が溢れている世の中で、貴重な時間を費やして読んだ記事が何の役にも立たないような、評価するに値しない内容だったら、がっかりしてしまうだろう。そのサイト自体の評価も下がり、二度とそのサイトにはアクセスしたくないと思うかもしれない。

だがもし自分によって役に立つような、読んでよかったと思える内容であれば、今後もそのサイトを継続的にチェックしてくれるかもしれない。そして最終的に何かしらのコンバージョンが生まれればコンテンツマーケティングとして成功したと言える。

 

自分本位の内容はご法度

質の高いコンテンツを作っていきたいなら、自分本位の内容はご法度だ。よく中小企業の社長が運営している社長ブログみたいなものを見かけると思う。

もしその内容が業界に精通している社長だからこそ知っているような裏情報だったり、経営ノウハウについて書かれているのならよいが、大半は「今日の朝ご飯は健康にも気を使って野菜サラダを食べました」とか「プライベートでどこどこに行ってリフレッシュできました、明日からも頑張るぞ!」という何気ない日常について綴っている。

身内なら別だが、一般ユーザーにとってはそんな情報には全く興味がないし、何の価値も生まれない。
ただの自己満足でブログをしているならよいが、営業的な観点から考えると、ユーザーにとって見向きもされないコンテンツを並べていては、せっかくブログを書いている時間も無駄になってしまう。

コンテンツとしてNGな内容は「メディア化対応が集客に結びつかないNGコンテンツの8例」の記事も参考にしてほしい。

 

ユーザー目線で考えるべき

コンテンツの内容を考えるときには、ユーザー目線で考えることが一番大事だ。自分が伝えたい内容を配信するのではなく、ユーザーが知りたい情報・求めている情報を、自分が伝えたいことと絡めて配信していくのが正しい形。

そしてユーザーが知りたいことを考えるなら、ユーザー設定を忘れてはいけない。40代男性をターゲットとしているのか、企業のウェブ担当者をターゲットとしているのか。その対象によって興味や関心も変わってくるため、より具体的にユーザーのイメージを固め、その層に響く話題について考えていく。

 

ユーザーが求めるコンテンツのポイント

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ユーザーが求めるコンテンツ、それは下記に挙げる3つの要素がポイントになる。

  • 笑い(娯楽要素)がある
  • 知識が増える(興味が満たされる)
  • 困りごとを解決できる

一つのコンテンツの中にこれらすべてを詰め込むのは難易度が高いので、各記事の中にはいずれか一つでも含ませるとよい。

 

笑い(娯楽要素)を提供する

お笑い芸人という職業が成り立っているように、人は楽しむことに対して潜在的な欲求があり、娯楽に対して時間やお金をつぎ込むことにも抵抗はない。

しかしテキストと画像だけのウェブの世界で、娯楽要素を追及してくのは難しい。そのため弊社でもクライアントのコンテンツ立案において、このジャンルで攻めていくことはあまりお勧めしていない。

 

シェアしたくなる

笑い要素の強いコンテンツは、SNS上でのシェアを獲得しやすいメリットがある。ウェブ業界で俗に言われる”バズる”という表現だ。SNSによって拡散されることで、自社の商品やサービスに縁がなかった層にリーチできるため、新規顧客の開拓にもつながりやすい。

拡散が拡散を呼び、爆発的なアクセスが生まれる。

 

一歩間違えればマイナスな印象に

人を笑わせることは、怒らせたり悲しませたりすることよりも格段に難しい。もし方向性を間違ってしまえば、どの需要にもマッチしないコンテンツにもなりかねない。いわゆる”スベる”というやつだ。

すると企業にとってはマイナスのイメージを持たれる可能性が高い。この会社は何をやっているんだ…企業として信頼がおけない…とせっかく知恵を絞って作り上げたコンテンツが、ネガティブな力を持ってしまう。

笑いを主体にするコンテンツを作るには、相当のセンスと緻密な構成力が求められる。

 

知識欲(興味)を満たしてあげる

退職後に大学に通いはじめる高齢者がいるように、人間は知識が増えること自体に喜びを感じる生き物である。そうした知識欲を満たしてあげることで、ユーザーは満足する。

 

インタビュー記事

インタビュー形式のコンテンツを見かけることがあるが、これもユーザーの知識欲を満たしてあげる効果を担っている。インタビューを通してさまざまな人の考え方を知ることで、読者としても自身の見識を深めることができる。

インタビューの対象はできるだけ専門的な分野に特化した人から、より専門的な話を聞きだし、それを一般ユーザーでも分かりやすいように伝えることが望ましい。

ECサイト系のメディアであれば、その商品を作っている職人さんや、商品開発の経緯を紹介することで、ユーザーとしてはますます商品についての興味が高まる。

 

業務の裏側

ECサイトのメディア化という観点で考えるなら、そのショップの裏側をご紹介していくことで、ユーザーのファン化政策を進めることができる。

好きな芸能人がいれば、ブログを読んでプライベートも知りたいなと思うように、好きなブランドやショップがあれば、ユーザーとしてはその裏側を知るということ自体に価値が生まれる。

商品仕入れのポイントの紹介や、配送業務でスタッフが意識していることなど、表面上の情報からは知ることのできない裏の部分をお伝えする。

 

ファンを獲得しやすい

ユーザーの興味や知識欲を満たしてあげるコンテンツは、よりユーザーの趣味趣向にマッチしたコンテンツほど、定期的にアクセスされる傾向が高い。そのためリピーターを増やしていくことに有効な手段と言える。

競合他社にも価格面ではなく、心理的な側面で優位に立つことで、お客様から選ばれるショップとなりやすい。ユーザーのファン化政策にはぴったりのコンテンツとなる。

 

困りごとを解決する

インターネットを利用する大半は調べ物のときではないだろうか。何か困ったことがあれば、インターネットで検索することで大抵のことは解決してしまう。そのためインターネットの発達によって辞書の売上げも落ちているそうだ。

それにコンテンツマーケティングが進んだことで、一昔前と比較して粗悪な情報も少なくなってきた。

 

商品にまつわる詳細な情報を提供

石鹸百科というメディアサイトをご存知だろうか? 石鹸をネット通販する自社ECサイトへ送客するためのオウンドメディアであり、メディアサイトを軸として、集客を加速している。

その石鹸百科というメディアでは、石鹸にまつわる基礎知識から、スキンケアや掃除用品のお手入れの仕方まで、自社商品にまつわる詳細な情報を公開している。

例えば年末の大掃除の時期に、家の中の頑固な汚れをきれいにしようと、汚れの落とし方について検索したユーザーがいたとする。すると検索経由で石鹸百科の「硬い汚れは酸で、軟らかい汚れはアルカリで」というページに辿り着く。

ここでユーザーは汚れの落とし方のヒントを得られるとともに、ページ内には汚れを落とすのにおすすめの商品が紹介されており、このまま購入してみようかと思うわけである。

 

SEOに強いメディアとなる

上記の例のように、困りごとに対してその解決方法を記事にすることで、検索での流入を期待できる。検索エンジンとしてもユーザーの満足度を高めるためには、困りごとに対して答えになる記事を上位表示させる傾向があるため、SEOという観点でも非常に相性が良い。

ただしいくら暇だからといっても辞書を熟読する人がいないように、継続的にアクセスされるようなメディアにはなりにくい。あくまで必要なときに必要な情報を届け、商品購入という成果に結びつけるためのメディアだ。新規顧客を獲得するには効果を発揮する。

 

おわりに 運用方針を考慮してコンテンツを選定する

以上3タイプの良質コンテンツの要素をご紹介してきたが、それぞれでメディア運用の先にある効果が違うことを理解しよう。

・笑い(娯楽要素)を提供する
→バズるコンテンツでSNSでのシェアを獲得。普段は縁のないユーザー層にも訴求する。

・知識欲(興味)を満たしてあげる
→継続的に購読されるメディアとなりやすい。ユーザーのファン化政策には最適。

・困りごとを解決する
→SEO的にも強いメディアとなり、自然検索での流入を狙える。新規顧客の獲得には効果あり。

質の低いコンテンツはいくら作っても成果には結びつかないので、これら3つのポイントを意識しながら、自社メディアをどのような成果に結び付けたいかによって、用意するコンテンツの内容を変えていこう。

コンテンツの選定は「EC型メディアを運用する上でコンテンツとしたいカテゴリ10選」の記事も参考にしながら、質の高いコンテンツを作り続けてほしい。簡単なことではないが、努力はいつか必ず報われる。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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