ノウハウがなければ真似をしろ

ノウハウがなければ他のショップの真似で運営のコツをつかめ


ネットショップを立ち上げて「さぁ売上げを伸ばしていくぞ」と思っていても、初めてEC事業に挑戦する人や企業であれば、まずはどんなことから始めていけばよいものかと、頭を抱えてしまうことがある。実際ネットショップで行っていく施策は山ほどあり、どれが自店にとって有効なのかを見極めながら導入し、販売効率の高いECサイトに仕上げていく。

運よく講じた施策がユーザーにハマればいいが、経験が少ないとそれもなかなか難しい。コンサルタントに提案を貰いたいけど、そうした予算もないという方は、少々時間はかかるかもしれないが、他ショップの真似をしながら、運用のコツを覚えていくという手法をとっていくようにしよう。

 

同じような客層が集まっているショップを参考にする

同じような客層が集まっているショップを参考にする

たまに何かの施策を講じる際に、ユーザーのことを無視してショップオーナーの都合だけで対策を施してしまうことがあるが、これは一番いけないパターン。お客様あっての商売なのだから、まず最初に考えるべきことは、自店に興味を持ってもらえるユーザーのこと。そしてユーザーを中心として、見合った対策を考えていくのがセオリーだ。

だから他店の真似をすると言っても、軸となるユーザーのことを抜きにして考えてはいけない。

極端な話だが、女子中高生向けのアイテムを販売しているにもかかわらず、育毛剤を販売するショップが売れているからと言って、まったくユーザー層の違うショップの施策を真似しても、思ったような効果は得られないだろう。全く同じ施策だとしても、それを体験するユーザーが違えば、結果も変わってくる。

ただし必ずしも同一ジャンルの商品を扱っている店でなければいけない、ということでもない。クロスバイクを販売するショップと、アウトドアグッズを販売するショップなら、その顧客もだいたい似たような趣味趣向を持っていることが予想される。このような場合は同じような販売戦略をとることで、似たような効果を得られる可能性が高くなる。

 

全て真似するのはNG

全て真似するのはNG

当たり前の話だが、自店で取り扱っているアイテムと同じ商品を販売しているショップを見つけ、サイトデザインもそっくりそのままに、細かい部分まで全てを真似するのはいけない。これはパクリであり、コピーコンテンツとして訴えられる可能性もある。たまに他サイトの画像を無断利用しようとする人がいるが、これは問答無用でNG行為だ。

ネット上の資産にも著作権が発生している。それを侵害する行為には、損害賠償請求などの処罰が下されることもあるので気を付けてほしい。

 

大切なのは真似する中で学ぶこと

もともと真似するという行為自体、決して褒められるようなものではないが、何かを学ぶという行為の原点は真似することにある。職人気質の人間が「技は見て盗むものだ」と言うように、真似する中で自分の技として学んでいくものである。

つまり大切なのはデザインや文言を一字一句コピーするのではなく、大切なポイントをおさえ、自分なりのテクニックとして昇華させていくことである。例えば最初はユーザーを魅了するバナー画像の作り方が分からなかったとしても、他のデザインを真似して、ユーザーの反応を見て、修正を加えながら改善をしていくことで、バナー画像の制作における重要なポイントが見えてくるはずだ。

優れたものを参考にして、全く同じものを作り続けていくことではなく、真似から始まったとしても、自分のものとしていくことで、いつかは参考にしたショップを抜くことができるかもしれない。

 

分析力を養うにも効果的

分析力を養うにも効果的

他のショップを参考にして、さまざまな施策やデザインなどを真似しても、全ての要素が自店でもドンピシャでハマるわけではない。なにかしらの改善を加えたり、時には施策自体をボツにして、自店のユーザーにとって訴求効果の高い施策やデザインとしていく。

真似の後には学びが生まれることが大事だと先程説明したが、そうこうしている内に、自然と分析する能力も養われる。

「ネットショップが売れない…」と嘆いているオーナーの多くは、分析をないがしろにしているケースが多い。分析があるからこそ次なる施策が生まれ、さらに魅力的なネットショップに育てていくことが可能になる。

分析や改善をコンサルタントに任せるのは簡単だが、それなりに費用も発生する。一番の理想は担当スタッフや経営者が分析能力を身につけ、状況に応じた施策を打っていけるようになることである。

 

おわりに 分からなければ真似から始める

ネットショップを開業する人は、今までEC業界で働いてきて独立する人よりも、別の業界で生きてきて、心機一転EC業界に飛び込む人の方が多いだろう。また企業としても、今までの物販部門とは別に、新たにEC事業を推進する部署を立ち上げることが多い。

そうした場合、周りにもネットショップについて知識のある人間がおらず、ネットショップ運営のノウハウが圧倒的に足りないまま、右も左も分からない状態でEC事業をスタートさせることになる。

だからまずは真似から初めて、その中で多くのことを学んでいけばよい。もちろん資金に余裕があったり、失敗をする時間的余裕もなく近道を選択するなら、EC専門のコンサルに頼るのも良い選択だ。どちらを選ぶかは経営者の自由だが、コンサルを使わない場合は、必ず真似の中から学びを得ていく姿勢を忘れずに。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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