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ネットショップ・ECサイトで使う専門用語18個の意味を解説


ネットショップやECサイトで使用される専門用語、たまに意味の分からない横文字が出てくることありませんか? 何かを説明するときに、相手にとって意味の分からない言葉は使うべきではないのが基本だが、どうしても専門用語を使用したほうが簡潔になることもある。

聞き手としては、意味の分からないまま聞き流していてはいけないので、よく使われる専門用語を意味の解説付きでご説明していく。

 

オウンドメディア

ECサイトをメディア化して集客やリピーターをつくっていく流れが加速している今、オウンドメディアという言葉が頻繁に使われるようになってきた。

オウンドメディアとは自社で持つメディア媒体のこと。知識系メディアでもブログ系メディアでも形式は自由だが、このメディアを起点としてネットショップの売上げを上げていくというのが、新しいマーケティング手法のひとつである。

 

コンバージョン

コンバージョン(Conversion)とは変換や転換といった意味を持つ言葉。ウェブマーケティングにおいては、ユーザーが企業の意図する行動をとることをコンバージョンと言う。

お問い合わせだったり、資料請求だったり、企業ごとにコンバージョンが意味するものは違うが、ネットショップの場合であれば商品購入をコンバージョンと表現することが多い。

 

コンバージョン率

ウェブサイトを訪れたユーザーが購入に至る割合のことをコンバージョン率(CVR)と表現することもある。ネットショップの健全性を図る指標の一つとして使われている。

コンバージョン率は「購入ユーザー数 ÷ 全体のユーザー数(もしくはPV数やセッション数) × 100」で求めることができ、100人のユーザーが来店して1人が購入するショップなら、コンバージョン率は1%となる。

 

カゴ落ち

お客様がお目当ての商品を見つけ、カートに入れるボタンを押したものの、決済まで至らないことをカゴ落ちと呼ぶ。

その理由はお客様の望む決済方法や配送手段が用意されていなかったり、発送までに時間がかかったり、実にさまざま。ショップとしては施策と検証を繰り返し、カゴ落ち率を下げるというのも大事な仕事の一つだ。

 

グーグルアナリティクス

グーグルアナリティクスとは、Googleが無償で提供しているアクセス解析ツールである。ショップオーナーはアナリティクスデータを解析することで、PV数、セッション数、ユーザー数、直帰率、各ページの滞在時間などを把握することができ、ショップの改善点を見つけるのに役に立つ。

戦略的にECサイトを運営していくのであれば、必要不可欠なツールでもある。

 

クロスセル

クロスセルは平均客単価を上げるのに効果的な手法で、お客様が購入予定の商品に対し、関連商品をすすめることを言う。

例えばタブレット端末を購入するお客様には、タブレットを保護するケースや、装飾アクセサリーを関連商品として表示させる。表示の方法としては「この商品を買ったお客様はこんな商品も購入しています」のような表示の仕方もできる。

 

ニッチ

ニッチは「すき間」という言葉でも表現でき、需要の穴のことである。

ニッチ産業という言葉が用いられることが多いが、需要と供給のバランスに対して、特にマニアックな分野で満足に供給がされていないことがある。その穴に対して、供給を行い需要を満たすのがニッチな分野を攻めるマーケティングである。

 

ブランディング

ブランディングとは、少々抽象的な表現になってしまうが、お客様にとって企業や商品の価値を高めることを指す。

グッチやシャネルなど高級ブランドのアイテムを例にすると、全く興味がなく、なぜ高いお金を出してまで欲しいのか分からないという人もいるが、一部にはどれだけ高くてもそのブランドだから手に入れたいという人もいる。
後者の場合では「ブランド」自体に価値が生まれているのだ。

ネットショップであっても、お客様にとってショップや商品自体の価値を高めていくことを、ブランディングという言葉で表現している。

 

モバイルファースト

スマートフォンの普及が伸びている今、ネットショップでもモバイルファーストという考え方は無視できない。つまりスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を利用しているユーザーを優先的に考えることが求められている。

決済サービスを提供している事業者も、クレジットの入力画面をモバイル端末でもスムーズに決済が行えるような画面構成を展開しているし、小さい画面でも使い勝手の良くなるデザインに切り替えている。

特にスマートフォンの普及率が高い若年層を相手にしたECサイトでは、モバイル対応しているかどうかが、売上げにも左右する要素になってきた。

 

レスポンシブデザイン

モバイルファーストの一環として、スマートフォンやタブレットの画面の幅に合わせて、自動的に画面表示を再構築するレスポンシブデザインというシステム設計を取り入れるショップが多くなってきた。

プログラム上でレスポンシブ設計を施していないと、スマホユーザーがPC用の画面をみると横スクロールが必要となり、とても使いにくい。今まではスマートフォン用のシステムを別に制作するという手法もあったが、レスポンシブデザインであれば、ソースの管理も一元管理が可能になるため、ショップオーナーにとって優しい設計となっている。

 

ランディングページ

アルファベット二文字のLPとして略されることも多いランディングページ。
ランディング(着地)するページのことで、ユーザーが一番最初に訪問するページを指す言葉。

ネットショップ的活用としては、商品の購買に結び付けるために特集記事を作り、そのページをランディングページとしてリスティング広告に出稿することで、コンバージョン率を高めていく。

ランディングページを専門として制作している会社もあるほど、突き詰めていけば奥の深いページなのだ。

 

リスティング広告

GoogleやYahooで検索をかけたときに、検索結果の上部や右側の「広告」と表示されている部分がリスティング広告の枠だ。検索順位をどうしても上げたい場合、お金を出して広告という形で、検索結果画面の目立つ部分にページを表示させるのだ。

日本語では「検索連動型広告」とも呼ばれ、特に独自ドメインで運営しているECサイトにとっては、集客の要ともなる広告手法。

 

ロイヤリティ

楽天市場などのモール系に出店したショップの場合、売り上げに応じた手数料を支払わなければいけないが、この手数料がロイヤリティだ。実店舗でもフランチャイズ店ではよく使用される言葉である。

またロイヤリティには忠実性や忠誠心という意味もあり、お客様がショップに対して持つ愛着度を示す言葉としても利用される。

 

CPC(Cost Per Click)

すぐ下に記載するCPOと紛らわしいが、CPCとは「Cost Per Click」の頭文字を取ったもの。ネットショップにユーザーを引き込むための、リスティング広告による1クリック当たりの単価のことである。

リスティング広告の出稿は入札形式となるため、広告主の多いキーワードであれば1クリック当たりの費用は高くなるし、需要の少ないキーワードならクリック単価も安くなる。リスティング広告の運用をする上で、重要な指標となる数字だ。

 

CPO(Cost Per Order)

日本語では「注文獲得単価」という意味であり、英語での正式名称は「Cost Per Order」となる。1件の注文を得るために必要となった広告費用のこと。広告出稿するときに、むやみやたらに費用をかければ注文は増えるが、利益が出なければ意味がない。そうしたときにCPOの数字が重要になってくる。

例えば100円の広告費を投入して、1件の注文が入ったとする。そうするとCPOは100円となる。もし150円の商品で原価が100円の商品であれば、50円以内に広告費用を収めなければならないのにCPOが100円だと赤字になってしまう。戦略的に広告運用をしていく上で、CPOは必ずチェックしておきたい数字だ。

 

EC-CUBE

EC-CUBEとは株式会社ロックオンが開発した、誰でも無料で利用できる、ソース公開型のECサイト構築サービスである。日本生まれだから発送や決済など、日本の流通に最適なシステムが用意されているため、非常に使いやすい。

自分好みのショップに仕上げていきたいなら、カスタマイズしていくことも可能。これからネットショップを始めるという方は、EC-CUBEを利用して開業するというプランもある。こちらの「ネットショップのオープンソース、EC-CUBEとは?」でもEC-CUBEについて書いているので参考にしてほしい。

 

SEO

ウェブ担当者以外でも浸透するようになってきたSEOという言葉。
日本語だと「検索エンジン最適化」。英語だと「Search Engine Optimization」となり、各単語の頭文字を取ってSEOとなる。

ウェブ上での顧客獲得のために必要となる、検索順位で自社のページをより上位に表示させることを指す言葉。

 

SNS

近年はネットショップでも、SNSを利用したソーシャルメディア運用を通して集客に結びつける動きが活発になってきた。

SNSの正式名称は「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」で、Facebookをはじめ、TwitterやInstagramなど次々に新しいサービスが生まれている。

 

おわりに 言葉を知っておいて損はしない

ネットショップにおける専門的な用語をいくつかご紹介してきたが、これらの言葉を知っていることで得をするというよりも、知らないことで損をするということが圧倒的に多い。

言葉一つ知らないだけで、ECサイトの戦略を立てる上でも見切り発車や後々になって落ち度が見つかるということもある。さらに外部の業者のセールストークにうまいこと丸め込まれて、不必要な出費が発生することだってある。

だから知識をつけるということは、損をしないという意味で重要なことなのである。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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