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メディア運用で実店舗の集客を加速させる方法


オウンドメディアやコンテンツマーケティングという言葉が取りざたされているが、これらはウェブ業界だけのものではないし、ネット通販のみに利用できるマーケティング手法ではない。実店舗をお持ちの事業者でも、進め方次第ではお店の集客に利用できるのだ。

弊社ではEC事業者様向けのメディア展開やコンテンツマーケティングのサービスを提供しているが、実店舗を持ちながらネットショップを開設している方も多い。中には実店舗をメインにしてメディア運用を行っていきたいという方もいる。

ということで、実店舗の集客で効果を出していくためのメディア運用の方法をご説明していこう。

 

メディア運用が実店舗の集客につながるわけ

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メディア運用することでなぜ実店舗の集客に効果が出るのか? まずはそこから理解していこう。

 

実店舗にお客様が来店するきっかけ

日頃から店頭に立たれている店主の方には説明する必要ないかもしれないが、まずは実店舗にお客様がお越しになるきっかけから挙げていこう。

お客様がお店に訪れるきっかけは、大抵は以下の場合に当てはまるだろう。
・たまたまお店の前を通った
・折り込みチラシやポスティングなどの広告をみて
・知人の紹介で
・探し物をしていて、インターネットで見つけた
・雑誌やテレビでの紹介を見て

お客様はさまざまなきっかけでお店にやって来るわけだが、このきっかけが多ければ多いほど、集客能力の高いお店と言える。そしてメディア運用には「雑誌やテレビでの紹介を見て」や「探し物をしていて、インターネットで見つけた」というきっかけを増加させることが可能になる。

 

インターネットで知って来店

インターネットでお店を知って来店という流れは、10年前と比較しても圧倒的に多くなった。今では何か欲しい商品や受けたいサービスがあったら、近隣で扱っているところはないかと、すぐにスマートフォンやタブレットで検索するだろう。
特に初めて利用するお店は、ネット検索してからお店に向かうのが当たり前になっている。

だから個人客を相手にした小売店であっても、ホームページを持つということには、それなりの意味がある。だがメディア運用は今までのウェブサイトとは役割が少し違うので、その部分から説明していこう。

 

従来のウェブサイトでは

従来のウェブサイトは検索されるときに企業名や店舗名が知られていることが前提だった。そのためユーザーが検索をかけたとき、ウェブサイトへの入り口はTOPページになる。

これは決して悪いことはない。例えば友人から「A商店の商品すごい良かったよ」と聞いたとする。その商品が気になれば「A商店」と検索するだろう。するとA商店のウェブサイトが表示され、どのような商品を扱っているのか? 店舗はどこにあるのかを確認してお店に行くか検討する。

ホームページが集客のためになることは間違いないが、A商店という店舗名を知らないことには、ウェブサイトを見つけることができない。

 

メディア型ウェブサイトでは

メディア型ウェブサイトでは、従来よりももっと多くの見込み客となるユーザーを捉え、店舗の集客と結びつけることができる。

お店にある商品の使い方や豆知識、店舗がある地域の情報などを一つ一つ記事として公開していくことで、ウェブサイトの流入はトップページからではなく、個々のページからやって来るユーザーが多くなる。

メディア型ウェブサイトの特徴は、情報の豊富さだ。
ユーザーがネットで商品について調べ物をしているときに、たまたまサイトを見つけてもらう可能性もあるし、地域の情報を調べている方にサイトに見てもらえるかもしれない。

サイトを見ていいなと思い、自分が住む同じ地域に店舗があるんだったら、今度近くまで行ったらお店に寄ってみようと思ってくれる方は必ず現れる。これがウェブサイトが実店舗の集客に効果的な理由だ。

 

雑誌やテレビでの紹介も増える

ユーザーにとって有益な情報を発信していくことで、検索経由からショップの認知が始まり、店舗への集客につながるということは理解いただけただろうが、雑誌やテレビといった影響力の大きいメディアの露出が増える可能性も大きい。

昔は口コミや業界の”つて”から情報を得ていたメディア関係者も、いまやネタとなる情報を探すのにインターネットに頼るところが大きい。

つまり自社でメディア展開することにより、その他のメディア関係者の目にとまり、別の媒体でピックアップされることもある。二次的な効果かもしれないが、さらに大きな集客に結び付くこともある。

 

実店舗の効果的な集客とは

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実店舗のお客様を効果的に集めるには、通常のウェブ戦略とはまた違うメディア運用の方式を取っていかなければならない。

 

地域のお役立ち情報を配信

実店舗の集客を意識したメディア運用を行っていくのであれば、地域にまつわる情報を発信しよう。もしターゲット範囲を県全域にしているのであれば県内の情報を。範囲が市全域であれば市内の情報というように、ターゲットとなる範囲内の住民にとって有益な情報を提供しよう。

見込み客をまずはメディアでキャッチするという意味では、店舗で販売している商品とある程度関係のない話題でも大丈夫だ。例えばコスメショップが「市内のおすすめコーヒーショップ10選」のような記事を起こしてもよいだろう。

ただし、店主がどこどこに行ってなになにをしてきましたのような、行動日記のような記事はいけない。あくまで読者にとって価値のある情報なのかを意識しよう。

また地域性の情報を発信するというのは、地域密着型の店舗だから許されることであり、ウェブを主戦場としているネットショップの場合は効果が期待できないので注意してほしい。

 

スタッフの情報を公開

もし個性の強い店主やスタッフのいる店舗であれば、メディアを通して人の情報をお伝えするのもよいだろう。お客様の立場としても、行く前にどんな人がいるかを知ることで、初めてのお店に行くというハードルを低くしてくれる効果がる。

その際にはお客様がこのスタッフに話を聞いてみたいと思えるような情報が好ましい。例えばワインを販売するお店なら「ワインソムリエを取得した店主が教えるワイン選びのコツ」といったように、スタッフの個性を活かしたコンテンツを用意しよう。

ワインソムリエのいる店ということを事前に知ることができたら、お店に行ってワイン選びをする際にも何らかのアドバイスをいただけそうだと感じるだろう。

 

Facebookとの連携

次にやっておきたいのはFacebookページの開設だ。実店舗の場合は地域のお客様のリピートがとても重要になる。だからお客様との心の距離を近く保てるSNSツールの導入は必ずしておこう。
※Facebook運用については「ECサイトでもFacebookページを運用してファンを増やそう」の記事も参考にしてほしい。

 

広告を利用してファンづくりを加速

FacebookにはFacebook上に広告を出稿する機能がある。Facebookを立ち上げると「おすすめページ」のように表示されるページがあるが、それがFacebook広告なのだ。

Facebook広告の優れている点は、ユーザーの年齢層や趣味趣向に合わせてだけでなく、地域まで絞り込みをかけて広告を出せる点だ。それも市町村単位まで絞れるので、特定地域に特化した広告を出すには非常に優れている。

広告を出してページに対して「いいね」をいただけたら、あとはユーザーがいいねを取りやめない限りは恒久的に情報を発信できる。

フェイスブック広告の出稿については「SNS運用でファンづくりを加速するFacebook広告の出し方」を参考にしてほしい。

 

コメントには必ず対応する

Facebookページの投稿にコメントが付くこともあるが、このコメントには必ず返信するようにしよう。先にも言ったが実店舗経営において固定客の存在は非常に大事なので、せっかくコメントをいただいたにもかかわらず放置してしまうのはやめよう。

いかにお客様とよい信頼関係を結べるかを気にしていきたい。

 

店舗→メディアの流れも意識する

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メディアで店舗を知ってご来店という流れも大切だが、それとは逆の店舗→メディアの流れも意識するとよい。

店舗にやって来るお客様の中には運営メディアのことも知らずに、ふらっと前の通りを歩いて見つけたという方もいるだろう。そうした方は、メディアを知ってもらいお気に入りのショップとして認知してもらうことが大切だ。

心理学的にはザイアンス効果と呼ばれているのだが、ある対象に接する頻度が高いほど好印象を持つという効果がある。メディアを通して接点を多く持つことによって、定期的にお店を利用してれる固定客となってもらえる可能性が極めて高い。

 

店舗内に運営メディアのお知らせカードを置く

店舗内に自社で運営するメディアのお知らせカードを置いたり、購入いただいたお客様に対して配ったりすることで、退店後にアクセスしてもらうきっかけをつくろう。

せっかく店舗を通してお客様との接点ができたのだから、その接点を無駄にしてはいけない。

 

Facebookいいねで割引キャンペーン

Facebookのいいねを増やす施策として、「商品購入時にFacebookページを”いいね”することで10%OFF」といったキャンペーンを実施するのもよい。さらに店舗内のお客様の購買意欲を高めるという意味でも効果的に使える手法だ。

 

おわりに 実店舗には実店舗に合った運用を

実店舗ではネットショップとは違う手法でコンテンツマーケティングを進めてくことが重要だ。ポイントとしては地域のお客様を大切に、密に付き合っていくことで、そのためのツールがメディアとなるのだ。

メディア→店舗、店舗→メディアという二つの流れを意識しながら、メディア運用を展開して集客につなげよう。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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