ネットショップは儲かる

ネットショップは儲かる!その考えは一度捨ててから開業しよう


「ネットショップは儲かるよ」という話をよく耳にしないだろうか。実店舗とは違い、開業にかかる資金を抑えることができ、自宅にいながら仕事ができるネットショップだが、その実態はどうだろうか。儲かるという言葉の基準は各事業者で違うが、実際はまったく儲かっていない事業者がいることも事実だ。

以上のようなケースは、インターネット上にショップをオープンすれば、何もしなくてもお客様がやって来ると思って開業した事業者に多くみられる。だが中にはしっかりと儲けを出しているEC事業者がいることも確かだ。

他の商売と同様、やり方次第ではあるのだが、これからネットショップを開業しようという方は、ネットショップは(楽して)儲かるという考えは一度捨ててから取り組んでいくようにしてほしい。

 

ネットショップが儲かると言われているのはなぜか

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なぜ「ネットショップは(労力をかけることなく)儲かる」というなかば都市伝説のような話が広まっているのだろうか…それには次に挙げるような理由がある。

 

実態を把握しにくい

ECサイトはネットビジネスのため、その実態は事業者にしか分からないことと、儲かっていないショップは人知れず撤退していくことが要因の一つとしてある。

実店舗なら客入りの様子を見ていれば、その店が繁盛しているかどうかが分かる。ましてや長蛇の行列ができていれば儲かっていることは一目瞭然。それに閉店すれば近隣住民も「上手くいかなかったんだな」と思うだろう。

しかしネットショップの場合は、全く人気のない通りにぽつんとお店をオープンさせるようなもので、たとえマンションの隣の住人がネットショップを開業したとしても誰も分からない。このように毎日どこかのショップが人知れずオープンすると同時に、閉店していくネットショップもあるのだ。

 

過去には誰でも儲かった時代があった

ネットショップを始めるなら知っておきたい6つの噂と真実」でも説明しているのだが、ネット通販黎明期の1990年代後半にはEC事業に参入する企業も少なく、競合がほとんどいなかった。今ではレッドオーシャンになってしまった通販業界も、かつてはブルーオーシャンだった時代があるのだ。

そのころは特に努力をしなくても一定のお客様が集めることができていただろうが、それももはや遠い過去の話。儲かる話を本気で受け取ってしまうと、現実との落差にショックを受けてしまうことだろう。

 

意外に人的コストがかかるネットショップ

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ネットショップを始めるには、実店舗と比較すると低予算で開業することができるのは間違いない。

しかし運営コストの面で見ると、意外にも人的コストが発生することを理解しておく必要がある。ネットショップには実店舗運営なら発生しない、ネットショップならではの、以下に挙げるような仕事がある。

  • 商品の撮影
  • 商品ページの作成
  • ウェブサイトメンテナンス(特集ページやSEO対策)
  • リスティング広告の運用
  • 集客の仕組みづくり

その他の仕事については「ネットショップの仕事は何するの?ECサイトの業務内容について」を参照してほしいのだが、とにかくやることがいっぱいあるのだ。実店舗のように、商品を棚に並べて後はお客様を待つスタイルではやっていけない。

たとえネットショップを一人で運営していたとしても、全ての仕事を一人でこなすことは難しい。そのため部分的にアウトソーシングして足りないマンパワーを補っていることもある。そうするとスタッフを雇い入れる費用は必要ないが、外注費用が発生する。
参照: 一人運営のネットショップなら部分的に仕事を外部委託しよう

 

集客が特に大変

先にも述べたが、有名人や大企業がスタートさせるネットショップでない限り、御社のショップがオープンしたことなんて、誰も知る由もない。

実店舗であれば店舗自体が広告塔になり、近隣住民や前の通りを通行する人にアピールできるが、ネットショップはそうではない。開業当初は検索エンジンからの評価も低いため、自然検索からの流入も期待できない。

それに開業後しばらくが経過したとしても、ECサイト間での顧客の奪い合いという戦いが待っている。ECサイトは商圏が日本全国であるため、実店舗よりもその戦いはし烈なものになるかもしれない。BASEのような無料開業できるサービスが登場したり、ヤフーショッピングが出店料無料を打ち出していることから、ますますEC業界への参入企業が増えてきた。

とにかくネットショップの運営において、集客は最も手間がかかる問題である。効果的な広告運用やSEO対策などを外注すると費用が高くついてしまう。かと言ってショップスタッフが勉強をして、試行錯誤を繰り返すのも、人的コストを費やしてしまう。

集客の面でも意外にも費用が掛かることを忘れてはいけない。

 

努力と方向性さえ間違えなければ売れるショップにしてくことは可能

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今までネットショップのマイナスな点ばかりをご紹介してきたが、努力と方向性さえ間違わなければ、しっかりと儲けを出すことができるのも事実だ。要は「楽して儲けることはできない」とも言える。

では売れるネットショップをつくっていくには、どのような施策を打っていけばよいのだろうか。
基本的に繁盛店と呼ばれているECサイトは集客能力が高く、コンバージョン(商品購入)につながる細かい施策がいくつも張り巡らされており、客単価もまずまずだ。さらにリピーターを獲得できる仕組みづくりをしていれば経営は安定する。

それらの施策については「ネットショップの売上げアップを実現する35の施策【まとめ】」の記事を参考にしてほしい。

 

今どきの運営が大事

誕生して20年そこそこのネットビジネスは、数千年と続いているリアル社会での商売と比較して、まだまだ発展途上だ。日々さまざまな売上げを上げる仕組みが生まれており、トレンドが変化するスピードも速い。

そのためネットショップ運営者なら、技術的な情報やマーケティングの仕組みなど、新しい考え方は敏感にキャッチしておきたい。実際ここ数年でSNSツールによる集客が当たり前のように普及しているし「EC業界でも今後はコンテンツマーケティングが加速する時代に突入」でも説明しているように、今後はメディア化対応がトレンドになってくる流れも予想できる。

いつまでも過去のセオリーに固執していては、新しく参入してくるEC事業者に顧客を奪われてしまうだろう。10年前に出版された「ネットショップの成功読本」のようなHow to本をいつまでもバイブルとしていてはいけない。現在売上が上がっていたとしても、数年後の保障なんてない。その時代のトレンドにあった運営をしていくことが大事なのだ。

 

おわりに 儲けを出す仕組みづくりが大切

今の時代のEC事業者に求められることは、儲けを出すための仕組みづくりを緻密に立てていくこと。参入企業がどんどん増えている今の時代に、戦略なくして売上げを上げることはできない。

これらは他のビジネスと何ら変わりはない。これからネットショップを開業する方は、こうした考えをしっかり持って挑むようにしよう。

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