ランキングの使い方と効果

ネットショップでのランキング機能の上手な使い方とその効果


雑誌などでよく見かけるランキング。ネットショップでもよく”売れ筋商品ベスト3″などのランキングを見かけることがあるが、御社のECサイトでもランキング機能を設置しているだろうか。もし設置していないのであれば、すぐにでも用意するとよい。

今回はネットショップにおけるランキング機能の上手な使い方とその効果についてご説明していく。

 

ランキングを設置すべき理由

ランキングを設置すべき理由

まずランキングをECサイトに設置すべき理由についてだが、弊社では下記に挙げるような利点・効果があると考えている。

 

初訪問ユーザーにショップの概要をお伝えできる

ランキングはそのお店の縮図ともいえる。人気商品ベスト3というランキングなら、それを見ることで、そのお店を利用しているユーザー層や、どのような商品群がそろっていて、お店のテイストもなんとなくだが伝わってくる。つまりランキングを見るだけでも「このお店はこういうお店なんだな」ということを理解することができるのだ。

自店のネットショップを始めて利用するお客様にとっては、自分が好きなお店かどうかを判断する要素として、ランキング機能が役に立つのである。

 

バンドワゴン効果を狙う

周りの人が称賛している話題の商品は、なぜだかその商品が非常に優れているもののように思えてこないだろうか。中にはその商品の本質を詳しく調べることもせず、話題の商品というだけで欲しくなり、購入を決めてしまう消費者もいる。

こうした効果は心理学的にはバンドワゴン効果と呼ばれており、世の中の多くの商店で利用されている販促手法の一つである。皆さんも「いま巷で話題の○○」や「30秒に一つ売れている○○」などのコピーに、心を奪われそうになった経験があるのではないだろうか。

実はランキング機能もこのバンドワゴン効果を狙うのに効果的。ランキングが高い商品ほど、多くの人が求めている証拠となり、ユーザーの購入を後押ししてくれる力を持つ。

 

ランキングではショップ側の思惑を反映

一口に売れ筋ランキングと言っても、そのランキングの根拠となる数字まで明記しているショップは少ない。これはどういうことかと言うと、売上金額でも売上個数でも、その他の数値でも「売れ筋ランキング」として掲載できるということ。

こうしたことを考えると、売上個数でランキングを作ってしまうと、低単価商品が上位を独占してしまうかもしれない。しかし売上金額でランキングを作れば、それなりの単価の商品が上位に浮上する可能性が高い。

ショップとしては低単価商品よりも、高単価商品が売れた方が嬉しいわけで、根拠の不透明な売れ筋ランキングのからくりによって、ショップ側の都合の良いランキングとして見せることが可能なのである。

 

嘘はいけない

どのような数値を根拠にしてランキングを作成するかは、ショップ側のさじ加減で変更することができるわけだが、嘘をついてはいけない。例えば在庫を処分するために、売れ筋ランキングと称して過剰在庫の商品をランキング上位に掲載したりする行為。これはお客様への裏切り行為であり、詐欺商法である。

ネットショップもお客様からの信頼が第一。信頼を失うような行為はしないで、誠実な対応をすることを心がけてほしい。

 

ランキングの上手な使い方

ランキングの上手な使い方

ランキングの利点や効果を知ったところで、ランキング機能を上手に使っていくための手法について、ご紹介していく。

 

ターゲットごとのランキングを作成

売上ランキングを確認する際に、できれば自分と同じような感性の持ち主が選んでいるランキングを知りたいと思わないだろうか? もし「当店の売上げベスト3」と「当店を利用する30代男性に人気の商品ベスト3」の2つのランキングがあれば、30代男性にとってみれば後者の方が信用度が高くなるはずだ。

こうしたターゲットごとのランキングを作るのも、お客様の購入意欲を増すためのテクニックとなる。

 

カテゴリごとにランキングを作成

お店全体の人気ランキングもよいが、取扱い商品数の多い店になると、その他にももっとおススメしたい商品が出てくるはずだ。そんなときは、カテゴリごとに人気商品ランキングを作ってしまおう。

ユーザーとしてもカテゴリごとにランキングが用意されていた方が、いろいろと気になる商品も生まれ、お買い物自体も楽しくなる。ページ回遊率が高くなることも期待できる施策の一つだ。

 

スタッフ目線でのランキング

先にランキングを作成する際には嘘はいけないと説明したが、どうしてもショップオーナー思い入れの品や、スタッフイチオシの品など、お客様にアピールしたい商品があると思う。そのようなケースでは売上金額や販売個数といった数値を根拠としたランキングではなく、「スタッフのおすすめ商品ベスト3」などの形式でランキングを作ってしまえばよい。

その際にはただ商品を順位付けして並べて表示するだけでなく、なぜそのアイテムをランクインさせたのか、その理由をしっかりと説明するようにしてほしい。そうすることでスタッフの商品に対する愛情が伝わり、それが共感を呼ぶことでお客様の購買意欲を高めることにつながる。

 

おわりに ランキングはショッピングを楽しいものにさせる

ネットショップにランキング機能を付けることによって、お客様の商品選びが楽になるだけでなく、ショッピング自体が楽しいものになる。売上げを上げるための施策としては、非常に効果的である。

ショップスタッフのイチオシ商品ランキングや、ユーザー層ごとのランキングなど、見せ方にも工夫を凝らしながらランキング機能を上手に取り入れて、魅力的なショップを作り上げていこう。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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