eyecatch

SNS運用でファンづくりを加速するFacebook広告の出し方


ソーシャルメディア運用が盛んに行われるようになってきたEC業界。数々のネットショップでも慣れないSNSを駆使して顧客を捕まえようと、情報発信に勤しんでいるのではないだろうか。

しかしSNSと言っても、Facebook、Twitter、Instagramなどその数も豊富で、どれから初めてよいのか分からない方もいると思うが、ひとまずはSNSの中でも王道のFacebookページの運用から始めるのがよいだろう。

近年ではFacebook離れが進んでいると言われているが、それでもまだまだFacebookの影響力は大きい。しかしページの立ち上げ当初は認知度も低く”いいね”を獲得するのが難しいので、効率的にファンを獲得するためにはFacebook広告を利用する手がある。

今回はそのFacebook広告の出し方について、ご説明していく。

 

Facebook広告がなぜ優れているのか

Facebook広告を出稿する前に、なぜFacebook広告が優れているのかを理解しよう。なんでもかんでも広告を出せばよいわけではなく、Facebook広告だからこその利点もあるのだ。

 

リーチするユーザーを細かく絞れる

Facebook広告の最も優れている部分としては、広告を表示するユーザーを細かく絞っていけることだ。

もし女子中高生向けのファッションアイテムを販売しているECサイトなら、せっかく広告を作っても50代男性に表示していては、出しても出しても反応を得ることは難しいだろう。しかし14歳から18歳までの女性をターゲットにして、ピンポイントで広告を出すことができればパフォーマンスも高くなり、効率的な広告運用ができる。

これらのことがFacebook広告なら実現できるのだ。

 

Facebookはユーザー間の親密度が高いツール

Facebookはユーザー同士がつながりを持つには、ともだち申請をして相手から承認されなければ”ともだち”にはなれない。そうしてつながりを持つことで、ともだちの日々の投稿やどこどこのページをいいねした情報が流れてくるシステムとなっている。Twitterとは違い、親密度の高いユーザー間でつながりを持つことが前提なのだ。

もしあるユーザーが御社のFacebookページを”いいね”したとして、その後も定期的にFacebookページの投稿を”いいね”してもらうことで、そのユーザーの友達にも情報をお届けできる。

赤の他人が評価したものと、自分の友人が人が評価したものでは、後者の方が興味も増すに違いない。拡散されたときのパフォーマンスの訴求力が高いこともメリットである。

 

Facebook広告の出し方

それでは本題でもあるFacebook広告の出し方についてご説明していく。

Facebook広告は広告代理店などに依頼することなく、Facebookの管理画面から出稿できる。まずはFacebookを立ち上げてほしい。

image1

右上にある白い逆三角のマークをクリックすると、メニューが下にぴょこっと表示されるので、その中にある「広告を掲載」をクリックする。

 

キャンペーンの設定

広告の目的

image2_1

すると上図のような広告出稿のための専用画面に遷移する。まずはキャンペーンの目的を選択することを求められるので、Facebookページの”いいね”を獲得するのが目的なら「Facebookページを宣伝」を選択する。

その他のキャンペーンの目的は以下の通り。

  • 投稿を宣伝
  • ウェブサイトのアクセスを増やす
  • ウェブサイトでのコンバージョンを増やす
  • アプリのインストールを増やす
  • アプリのエンゲージメントとを増やす
  • 近隣エリアへのリーチ
  • イベントの参加者を増やす
  • クーポンの取得を増やす
  • 動画の再生数を増やす
  • ビジネスのリードを獲得

目的別に応じて、効果的なキャンペーンを選ぶことも可能。
今回はFacebookページのファンづくりが目的のため、これらの説明は割愛する。

 

image3

「Facebookページを宣伝」を選択すると、画面右側にページの選択またはURLを入力というフォームが登場する。そこで今回宣伝するFacebookページを選んであげよう。

 

image4

広告を出すFacebookページを選んだら、次はすぐ下に表示される「広告キャンペーン名」を入力。このキャンペーン名は広告のパフォーマンスを左右するものではなく、あくまで管理者にとっての識別用の名前なので、どんな名前でもよい。

広告キャンペーン名を入力したら、右下にある「ターゲットと予算の設定」ボタンをクリック。

 

広告セットの設定

ターゲット

まずは広告を表示させるターゲットを設定していく。画面も下図のように切り替わる。

image5

 

まずはターゲットの居住地域から

image6

地域のプルダウンメニューには以下の4つの項目が用意されている。

  • この地域のすべての人
  • この地域に住んでいる人
  • 最近この地域にいた人
  • この地域を旅行中の人

初期値が「この地域のすべての人」なので、特に変更する必要がなければそのままでよい。今話題の訪日外国人向けのビジネスなら「この地域を旅行中の人」の項目を選んでもよいだろう。

 

image7

初期表示では日本全土を対象に広告配信をするように設定されているが、地域ビジネスを行っているなら、東京都や大阪府など都道府県を限定するなど、より詳細に絞っていくとよい。地域の追加は上図の赤枠の中に入力。

 

image8

地域が決まれば年齢、性別、言語で絞り込んでいく。この機能によってある特定の層に向けてリーチさせることが可能になるので、お客様として対象にしているターゲット層を明確にしておくこと。

言語については、絞り込んだ地域で一般的に使われていない言語を指定する場合に使用するものなので、日本語を話す日本人を対象にするなら特に設定の必要はない。

 

次は詳細なターゲット設定。ユーザーの興味や関心事について絞り込んでいく。

image9_2

上図の赤枠の中に、広告を出したいユーザーが抱えている興味や関心事を入力していく。

英会話教材の通販サイトなら英会話教室に興味を持っているユーザーを対象とするべきだし、アパレル系ショップならファッションに興味のあるユーザーに絞り込んでいく。

 

image10

ターゲットの最後はつながりの項目。基本は特に触らずに、初期設定のままで大丈夫だ。

 

予算と掲載期間

ターゲットのすぐ下には予算と掲載期間を設定する項目がある。

image11

 

予算や広告掲載の期間について、それぞれ設定していく。

image12

【予算】
一日の予算、または通算の予算を決めていく。一日にかける予算に上限を設けられるので、用意しておいた広告予算をその日のうちに使いきってしまうこともなくなる。

 

【掲載期間】
すぐにでも広告を出したいときには「広告セットを今日から継続的に掲載する」を選択する。開始日と終了日の期間を定めたい場合は「開始日と終了日を設定」を選択することで、開始と終了の日付を入力するフォームが登場する。

 

【入札額】
Facebookが自動で入札単価を決めるのではなく、広告出稿者が自ら入札単価を決めることもできる。「自分で設定」を選択すると推奨入札価格が表示されるので、その額よりも少し低めの額からスタートしてみよう。

 

【請求のタイミング】
広告の表示(インプレッション)されたタイミングなのか、Facebookへのページが”いいね”されたタイミングで請求になるのか。初期設定のインプレッション単価(CPM)のままでよいだろう。

 

【広告スケジュール】
ここではFacebook広告を表示させるスケジュールを、曜日と時間帯で指定することができる。例えば主婦を対象にしているショップなら、平日の10時~16時のみに限って広告を出すことも可能になる。対象としているユーザーが最もFacebookを利用するであろう時間に合わせて広告を出すことで、効率のよい広告運用となる。

 

【配信タイプ】
設定した予算をできるだけ早く使うように広告を出すのか、一日の間に均等して広告を出すのか選択できる。よほど急ぎの案件でない限り、「標準」を選択しておけばよいだろう。

 

image13

ここまでの設定が完了すれば「広告素材を選択」をクリックする。

 

広告の設定

メディア

image14

メディアとは広告に使用する画像のことである。厳密には画像の他にもスライドショーや動画も使えるようだが、今回は最も一般的な画像を使用することを前提にご説明していく。

上図の赤枠の箇所をクリックしよう。

 

image15

画像をアップロードをクリックすると、「ファイルを開く」ウィンドウが表示されるので、広告画像に設定したいイメージファイルを選択する。画像はユーザーに興味を持ってもらうためのアイキャッチとなるので、インパクトがありながら、ECサイトで販売している商品や世界観が伝わる画像が理想である。

Facebookが推奨する画像については、画面内にも表示されているが下記の通り。

  • サイズ: 1200 × 444ピクセル
  • 画像比: 8対3
  • 画像で20%以上のテキストを使用することはできない

 

image16

選択したイメージファイルが表示されていることを確認して、「戻る」をクリックする。
これで広告に使用する画像の選択は終わり。

 

テキスト

画像の選択が終われば次は広告文の設定。

image17

広告文章を「テキスト」の箇所に入力していく。最大90文字までの設定が可能。

広告文の出来は”いいね”獲得数に影響するのため、ユーザーの心に響く文章を考ていく必要がある。心理学やキャッチコピーについて説明している下記の記事も参考にしながら、良質な広告文をつくっていこう。

広告の表示イメージについてはデスクトップニュースフィード、モバイルニュースフィード、デスクトップの右側広告枠の3タイプを、画面右側で確認しながら作業を進めていける。

 

image18

ここまでの作業を終えたら、画面右下の「注文を確定する」ボタンを押す。

 

image19

注文を確定すると、Facebook側で広告の審査が始まり、承認されることで広告が表示されるようになる。

 

おわりに 広告はファンづくりの近道

Facebook広告も、これまでご説明してきたステップを踏んでいくことで、誰でも簡単に出稿することができる。地域や性別、年齢だけでなく、興味や関心事も絞れるため、広告費を無駄を極限まで抑えられる優秀な広告だ。

ECサイトのメディア運用においても、ファンづくりを加速するための施策としてFacebook広告を出すことは有効だ。特にメディア立ち上げ当初はPVも少ないため、SNS上で反応を得られることが担当者のモチベーションアップにもつながるだろう。

Facebookページの運用については「ECサイトでもFacebookページを運用してファンを増やそう」を参考にしてほしい。

↑↑当記事が役になったならシェアしてもらえると嬉しいです!↑↑

 


【記事を書いている人】

profile4

鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

ネットショップのメディア化対応やってる?

ネットショップの開業や集客・売上げ増にお悩みでは?
新規参入企業の増加やリスティング広告の高騰で、集客しづらくなっていますよね。

ECサイトのメディア化対応していますか?
メディア化対応することで、集客とリピーターの問題は解決!

もしメディア化対応をしていなければ、売上げの多くをロスしているかも…
詳細については下記のボタンよりご覧ください!

メディア化対応について知る