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ネットショップの名前を付けるときに意識したい3つのこと


商売を始めようと店舗を構えれば、店舗名が必要になってきますよね。その考えはECサイトでも同じで、ネットショップをオープンさせたらショップ名を決める必要があります。ですが店主の趣味や思い付きでショップ名を決めるよりも、検索効率やお客様がどう感じるかを考慮して決めるようにしましょう。

ショップの認知度が高くなればよいですが、駆け出し当初はショップの集客や認知に苦戦するため、ネーミング一つでも、よりお客様に選ばれる名前にしておいた方がよいのです。

そのためにネットショップの名前を付ける上で、意識しておくべき3つのポイントをご紹介していこう。

 

検索されやすい名前を意識

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実店舗であれば外観をめちゃくちゃ派手にすることで、多くのお客様の目にとまることでしょう。しかしネットショップの場合は、店舗を知るきっかけは検索がメインになってきます。だからショップ名もSEO(検索エンジン最適化)を意識したネーミングにするように心がけよう。

 

商材名をショップ名に取り入れる

今から10年ほど前、「弁当.com」や「お米.com」のように「○○.com」という名前のショップが多く誕生した。ずばり商材名をネットショップの名前に設定しているのである。これといったひねりは無いが、当時は「.com」を入れることで、ちょっとだけ今どき感を表現できた時代だ。

実はこれ、SEO的には非常に優れたネーミングである。
お米を通販で購入しようとしている人は、検索する際に「お米」と入力するだろうし、店舗名が「お米.com」であれば検索キーワードとマッチングして上位表示されやすい。

ただ2016年において「○○.com」という名前はちょっと古臭いと感じることもあるだろう。現在であれば「石けん百貨」といった名前のECサイトが、ずばり商材名を店舗名にして成功しているよい例だ。実際「石鹸」というキーワードでの検索に対して、Wikipediaに次いで二番目に表示されている。※2016年2月時点

 

キーワードの詰め込み過ぎはNG

商材名をショップ名に取り入れるのはよいが、詰め込み過ぎるのはNGだ。

商品ジャンルを多く抱えている食品通販業者で、より検索に引っかかるようにと「ソース味噌スナック魚ラーメン牛肉商店」のように、キーワードを詰め込み過ぎてはいけない。これでは何を売っているお店なのかも分かりづらいし、検索エンジンとしても正当な評価ができなくなる。

ショップ名に商材のキーワードを入れるのは1つまでにしよう。

 

企業名とは別の名前を使用

企業名とショップ名は別々の名前にした方がよい。企業名にはきっと会社の理念などが反映されていると思うが、それはお客様が求めているものではない。

企業名は企業を主体にして考えればよいが、ショップ名はお客様の需要を考えて決める必要がある。お客様は何を求めているか? を意識した名づけが求められる。

ただしこれには例外があり、全国的に認知されている大手企業であれば、企業名をそのままショップ名にするのがよい。その方がユーザーにとって信頼感が生まれる。

ですがコーポレートサイトと全く同じ名前ではなく、ネットショップは「企業名 + Online store」のようにして名称を切り替えよう。検索エンジンは同一名称のサイト名を嫌うのだ。

 

既に同じ名前が無いか確認

実店舗であれば沖縄でお店を開店する際に、同じ名前のお店が北海道にあったとしてもほぼ関係ないが、ネットショップの場合は違う。

検索ひとつで日本全国のショップが横並びになるため、SEOのことや差別化という意味も含めて、既につけたい名前のショップが存在していたら、その名前はあきらめて別の名前を考えよう。

 

コンセプトが伝わる言葉選びを意識

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ショップ名を見ただけで、ショップのコンセプトや方針(どのような層に向けて販売しているのか)が分かると、よりユーザーに対してリーチしやすくなる。

 

年齢層や性別を入れる

ユーザーに対して、このショップはあなたのためにあるショップですよと思わせるためにも、年齢や性別などの具体的なキーワードを入れてしまうのもありだ。

例えば「20代女性から選ばれるファンシーグッズ専門店」「不眠症の方のための寝具店」といった名前にすることで、20代女性や不眠症の悩みを抱える方には「自分が好きそうな・役に立つ商品が置いてありそうだな」と感じるはずだ。

これはカクテルパーティー効果とよばれる心理学を応用したテクニックである。

 

カタカナ・ひらがな・漢字・英語の使い分け

日本語は文字のバリエーションが多い言語であるがゆえ、カタカナやひらがな、漢字にアルファベットまで実に多くの文字を使い分けている。そしてそれぞれの文字が与える印象についても、意識しておきたい。

 

ひらがな

ひらがなは優しい印象を抱かせてくれる。「赤ん坊」よりも「あかちゃん」の方がやわらかい印象を受けるだろう。
そのため高齢者向けの介護用品や、ペット系、キッズ用品を取り扱うショップなどでは効果的に使える。

 

カタカナ

カタカナからは個性やセンスの良さを感じさせてくれる。「山田太郎」という名前も「ヤマダタロウ」と書くと、なんだかアーティスティックな感じにならないだろうか。

デザイナーや画家によるアート作品や、個性的なアイテムを販売しているなら、カタカナが与えるセンスを利用してみよう。

 

漢字

漢字表記は誠実さや厳格さを表現するのに有効。
医薬品を扱っているネットショップなら「やっきょく」や「ヤッキョク」よりも「薬局」としっかり漢字を使うべきだし、歴史ある企業の場合も、せっかく積み上げてきた長い年月も、ひらがなやカタカナ表記ではどこかチープになってしまう。

誠実なセールスをウリにしたいネットショップでも、漢字を使おう。

 

英語

英語はカタカナとは違ったセンスの良さがある。「お洒落」という表現が当てはまるだろうか。流行に敏感な若者を中心とした、アパレルやライフスタイル系のショップであれば、英語表記にすることで洗練されたイメージを表現できる。

 

サブタイトルを付ける

映画にもサブタイトルが付けられていることありますよね。サブタイトルはショップコンセプトを表現するのにとても効果的だ。

例えばガーデニング用品を扱うショップの場合「ガーデニング専門店~素敵なお庭で過ごすひと時~」のようにすると、このお店で商品を購入することで、お庭で素敵な時間を過ごすひと時まで想像することができる。ショップへの期待値が上がり、思わずアクセスしたくなるだろう。

このようにショップの先にあるものを表現するなら、サブタイトルを付けてみるのもよいだろう。

 

言葉が与える印象を意識

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3つ目のポイントは言葉が人に与える印象を意識すること。人にとって気持ちの良い音なのか、嫌悪感を感じる音なのかや、一度聞いたら耳から離れないような言葉なのか、音の響きや言葉の意味を考えていこう。

 

耳にしたときに心地よい音

「サラサラ」と「ドロドロ」の二つであれば「サラサラ」の方が聞いてて気持ちよくないだろうか? 他にも「ピンポン」と「ブッブー」であれば、「ピンポン」の方が気持ちいいだろう。

五十音はそれぞれ、人に与える印象において異なった力を持っているため、どんな音を選んでいくかも考えていく必要がある。それだけでユーザーがショップに対して思い浮かべるイメージは変わってくるだろう。

しかし「バビブベボ」のような、破裂音と呼ばれる濁音がいけないというわけでもない。濁音は力強さを感じる音とも言われていますので、筋トレグッズや栄養ドリンクなどの商品を扱うショップには適している。

心地よい音を選ぶのは基本だが、取り扱う商品群のイメージという点では、あえて濁音のような濁った音を使うのもよいだろう。

 

一度聞いたら忘れにくい名前

一度聞いたら忘れにくい名前はネットショップの店舗名には特に大切。実店舗とは違い、ネットショップのお客様はどのお店で買い物したかなんて、すぐに忘れてしまいますから。
だから一回聞いて耳に残るような、覚えやすくて忘れにくい名前を付けていきたい。

 

韻を踏む

韻を踏むことでリズム感が出て、覚えやすい名称となる。「伝統の弁当屋」や「華麗なるカレー屋」とすると、少しは耳に残りやすいショップ名になるのではないだろうか。

日本人は言葉遊びが好きな民族のため、ラップやダジャレの感覚も大切にしていきたい。

 

インパクトを重視する

奇をてらった名前でインパクトを残すというのも、使い方によってはプラスの力となる。

たまに「日本一まずいたこ焼き屋」みたいな名前の店を見かけることないだろうか? 本当にまずいのかもしれませんが、かなりのインパクトを与えることに成功している。そして一度は食べてみたい衝動も生まれる。

ただし一歩間違えれば商品イメージまで下げてしまうことにもなりかねませんので、使い方には注意が必要だ。

 

おわりに 組み合わせてみよう

ネットショップの名前を決める上で参考にしてほしいポイントをいくつかご説明してきたが、全てを取り入れる必要はない。必要なのはこれらのポイントを組み合わせることで、分かりやすく、なおかつ独自性を保つショップ名をつくることだ。

店舗名は後から簡単に変えるわけにもいかないので、ショップをオープンさせる前にしっかりと考えておこう。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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