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EC型メディアを運用する上でコンテンツとしたいカテゴリ10選


ショップへの集客ツールとして、新たに自社メディアを立ち上げたのはよいが、どんな内容をコンテンツとして運用していけばよいか分からない…とお悩みではないだろうか? あくまでショップの集客のためとはいえ、メディア運用というのは本来の業務とはかけ離れた作業ですので、方針について頭を抱えることも仕方がありません。

ということで今回は記事として書き起こしていくジャンルについて、どのようなことを意識して決めていけばよいのか、10個のカテゴリ例とともにご説明していこう。

 

コンテンツを決める際に意識すること

まず必要になるのは、メディア運用の方針にもなるコンテンツジャンルの決定だ。内容によっては集客の数字が大きく変わってくるため、しかるべきコンテンツを配信するようにしよう。

 

ユーザーが楽しめる内容を意識する

メディア運営として記事をつくっていくからには、読者にとって楽しんでもらえる内容でなければいけない。

例えば美容院でのカット中に雑誌を渡され、その内容が自分にとって面白くないものだとしたら、今後もその雑誌を購読しようと思うどころか、美容院にいる時間さえその雑誌は読みたくないだろう。メディア運用もこれと同じで、まずは「ユーザーにとって面白い内容なのかどうか」を意識することが大切。

 

面白いの基準は人やシチュエーションによって違う

面白い内容が一番と説明したが、この「面白さ」はゲラゲラと声を出して笑うような面白さを指す言葉ではない。
調べ物をしている人であればその答えがその人にとっては面白い内容になるし、インテリアに興味がある人であればインテリアについての情報は面白い内容になるが、ファッションについての情報は面白くないかもしれない。

このように、その人の趣味趣向や、シチュエーションによって面白いと思ってもらえる内容は変わってくるということを理解しなければならない。

 

誰が読んでも面白いはNG

コンテンツを決定していく上で気を付けなければならないのは、誰が読んでも楽しい・満足する記事にしないこと!

誰にでもハマるような記事は、結局誰にもハマらないものである。たとえ読者層を絞ったとしても、特定のユーザーには響くような記事が望ましい

 

メディア運用の目的はコンバージョン

最終的な目的はあくまでショップへの集客であり、商品の購入(コンバージョン)なのだから、ショップとは全く関係のない芸能人についてのゴシップ情報だったり、スタッフが飼っているペットについての内容だったりではいけない。(間接的にでもショップと関わっている内容であればよいですが)

いくら読者が満足する記事であったとしても、ショップへの流入につながらなければ意味がありませんから、ただPVを増やすという方法もおすすめできない。

以上の事を踏まえたうえで、コンテンツ内容を決める上で参考にしてほしい内容を10個ほどご紹介していこう。

 

10個のおすすめコンテンツ内容

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それでは、コンテンツカテゴリとしておすすめの10個をご紹介していこう。

 

新商品・入荷商品の紹介

新しく作った商品や、新たに入荷したアイテムなどの紹介用カテゴリ。
やはりECサイトのメディアなわけですから、自店舗で取り扱っている商品を紹介することは大切。ショップのファンであれば真っ先に新商品の情報は知りたいものだ。

ですが新商品を紹介する際にも、ただ写真を何枚か掲載して、サイズや素材などの情報を記載するだけではいけない。それだけの情報であれば、メディア側ではなくECサイト側の商品ページと同じになってしまい、メディアを展開する意味がない。

商品情報とあわせて、スタッフの商品に対する想いや仕入れようと思ったきっかけなどの小話も載せるようにしよう。

 

ショップのイベント情報

年間を通すとクリスマスやバレンタインなど、さまざまな季節柄のイベントが存在する。そうした際には販促のためにイベントを行っていかないか? クリスマスグッズ特集とか、母の日のプレゼント特集とか…

そういったイベント情報は、是非メディアを使って発信するべき。ショップのファンとしても、いち早くイベント情報を知ることができたら嬉しいものである。

季節柄のイベントでなくても、セール情報やリニューアル情報でも記事のネタになるものなら積極的に発信していこう。

また実店舗も併用して運営しているオーナー様であれば、実店舗のイベント情報を掲載するのもあり。メディア運営はネットショップだけに恩恵をもたらすものではなく、意外とメディアを見て、知って、実店舗にやってくるというお客様も多いのだ。

 

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作り手のこだわり(自社生産のメーカーの場合)

木工品やレザーアイテムなどのクラフト関係のものから、工業用製品など自社工場で生産して販売しているショップの場合は、作り手のこだわりを記事にしてまとめるとよい。

こだわりや作り手を前面に出していくことは、商品の魅力度を上げることにもつながる。「なぜこの商品が世に生まれたのか?」や「形にしていく上でここだけは譲れない部分」など、作り手のこだわりを思う存分発信していこう。

熟練の職人によって作られたものは、どうしても費用面で高くなってしまう。それが悪いことではないのだが、ただ使うための道具なら100均に行けば購入できてしまう時代ですから、お客様としてもそれだけ高い理由が知りたいものだ。
それを理解していただくためにも、作り手のこだわり紹介は大切。

そして、その際に必要なのは、第三者目線で語らないこと。
実際に作っている職人や、開発者の情熱は記事からでも伝わるものだ。たとえ表現が下手だとしても、しっかりと自分の言葉で説明していくことが大事になる。

 

バイヤーによる仕入れのポイント

自社生産している店舗ではなく、メーカー生産の商品を仕入れている場合、なぜその商品を仕入れたのか、必ず何かしらの理由があるはずだ。

食品関係であれば、実際にバイヤーが口にしたときの感想がありますよね。「ほどよく酸味が効いてておいしい」とか「ご飯のおかずとして白米を一緒に食べたくなる」とか。

これらは商品紹介ページに書いても同じことなのだが、これも上の項と同様、第三者目線での紹介ではなく、実際に人が発していることを感じられることが大切なのである。

 

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ネットショップの裏側

例えば好きな芸能人がいたとすると、テレビに出演しているときだけでなくプライベートも知りたいなぁと思わないだろうか? そのために芸能人のブログなどを読んで情報を知ろうとする。
この気持ちは相手が芸能人でなくとも、自分がファンとなっている対象であれば同じこと。

ネットショップの場合であれば、自ら企画開発・生産しているなら企画会議の報告や、ものづくりの現場や設備などを掲載するとファンの満足感を満たしてくれることだろう。他にも仕入れのために○○の工房を訪れた記録とか、商品を発送する前の梱包の様子などを載せてもよい。

ショップを運営する側にとっては何気ないことでも、普段からショップをチェックしているファンにとっては有益な情報となることもあるのだ。

 

食べ方、使い方の提案

食べ方や使い方の提案は、最もショップの購入につながりやすい内容になる。

例えばただの玉ねぎを見せられて、それがどれだけ甘いかとか、新鮮なのかを説明されるより、その玉ねぎを使ってこんな料理をすると、いつもよりもっとおいしく食べられますと紹介された方が、購買意欲を刺激するもの。

食品関係であれば、酒のつまみにするならこのお酒が合うといった情報や、その素材を活かした料理レシピを一緒に掲載すると、よりショップへの流入数が増える。

これは食品以外にも共通していえることで、雑貨関係であればインテリアレイアウトを写真で掲載したり、実際に使用できそうなシチュエーションをお伝えすることが有効。

 

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スタッフによる使用レビュー

実際に使用したレビュー内容も、食べ方や使い方の提案と同じぐらい重要。ネット通販を利用する際に、レビューを参考にする人は結構多いのだ。

新商品であればお客様にすすめる前に、実際にスタッフが使用した感想を載せることで、ユーザーとしても安心してお買い物できる。

そしてレビュー記事で大切なのは、いくら自分のショップの商品だからといって、悪いところを隠して良いところばかりを記載しないこと。実際に使用してみて、ちょっと使い勝手が悪いなと思ったところも正直に載せるようにしよう。

メディアのファンとなり、レビューを見ていいなと思い、実際に商品を購入したお客様がいたとする。しかし、もし商品が届いて著しい欠陥が見つかれば、何でレビューの際に教えてくれなかったの? とショップへの怒りとともにがっかりしてしまうことだろう。

一度失った信用は簡単には戻りませんので、せっかくファンとなっていただいたのに、そのお客様は二度とそのお店を利用することは無いでしょう。

100%人を満足させてくれるアイテムはなかなか出てきません。だからこそ、この部分は最高なんだけど、この部分はちょっとよくないという率直なユーザー目線の意見を、しっかりと載せるべきだ。たとえある一部分が悪かったとしても、トータルで良い品と思えばお客様は購入してくれる。

 

インタビュー記事

インタビュー記事は一人ではつくれませんし、手間もかかるのだが、ファンからしてみれば面白いコンテンツとなる。

あるテーマを決めて、ショップ店長にインタビューしましたとか、仕入れ担当にインタビューしましたとか、それぞれどんな思いで仕事に取り組んでいるかを伝えることができる。

特に作り手にインタビューした内容は面白い! 職人としての経歴やこだわりなどをインタビュー形式で記事化していく。メディア感も増して、読みごたえのある記事になることだろう。

 

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スタッフ紹介

ショップをもっと身近に感じてもらいたいという場合は、スタッフブログのようにスタッフの人となりを知ることができるようなコンテンツもよい。

ECサイトは顔を合わせることのない取引になりがちだが、スタッフブログなどを用意することで、しっかりと中の人の個性を知ることができ、よりショップを身近に感じてもらえる

それにスタッフをキャラクター化すると、販売にも効果的だ。実店舗でもカリスマ店員っていますよね。

例えばワインを販売するサイトでは、「スタッフおすすめの一本」という宣伝文句よりも、「20年間晩酌を欠かしたことのない、大のお酒好きのAさんおすすめの一本」という宣伝文句では、後者の方がより購買意欲を刺激するのではないだろうか。

人を前面に出して、このスタッフのおすすめ商品だから購入しようかなと思わせるのも、メディア戦略の一つだ。

 

知って得する豆知識

もともとメディア運営は、将来のお客様となってくれるユーザーを「興味・関心事」として調べている段階で捕まえるという目的があるので、その商品にまつわる、知って得するような豆知識を発信することは効果的だ。

化粧水や乳液などの美容商品を販売するECサイトであれば、ショップを利用するお客様は美容ジャンルに興味・関心があることが予測される。そしてお客様は商品を購入する前に、スキンケアやアンチエイジングなどの情報を調べているのではないだろうか?

そのため、美容ジャンルの情報を自社の商品と絡める形で記事にしていけば、よりユーザーをファン化しやすいメディアとなる。

自分の興味・関心事を発信しているサイトは常日頃からチェックしたくなりますから。それに人は知識を増やすことに喜びを感じる生き物でもある。

 

おわりに 何を伝えるべきなのか

メディア運用のコンテンツにお悩みだったオーナーの方、参考になりましたでしょうか。
どんな記事でも間違いというのはありませんが、一番意識すべきことは、ショップのファンになってくれそうなお客様には、どんなことを伝えたら喜んでもらえるか? ということだ。

これからどのようなコンテンツにしていこうか考え中なら、以下の記事も参考にしてほしい。

多くのファンを獲得できるメディアを目指して、適切なコンテンツカテゴリを選んでいこう。

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【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

国内向け通販事業、海外向け越境ECを経験して培った知識を活かし、ネットショップ事業者向けに売上げを伸ばすための提案を行っている。特に好きなのは、伸びしろのあるECサイトの販売戦略を考えていくこと。

当ECメディアに掲載している数々の記事が、全国のショップオーナー様のためになれば幸いです。大切にしていることは「売れないショップはない」です。

 

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