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ネットショップ運営者なら取得しておきたい資格や検定3つ


EC事業者やネットショップオーナーを対象にした資格や検定があることをご存知だろうか。世間的には認知度は低いかもしれないが、これからネット通販事業を行っていきたいなら、資格を取得していることでさまざまな場面で役に立つかもしれない。

またネット通販会社に就職や転職希望をお持ちの方なら、これからご紹介しておく資格を持っていることで、就職活動も有利に進めることができるだろう。

それでは早速、ネットショップ運営にまつわる検定や資格をご紹介していこう。

 

ネットショップ実務士(ネットショップ能力検定)

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ネットショップの資格関係で最も有名なのが、このネットショップ実務士の資格だろう。
エイチ・アイ・エスやDena(ディー・エヌ・エー)、ヤフーなどの名だたる企業が実施委員会として名を連ねていることからも、その信用度の高さがうかがえる。

公式ホームページ: http://www.acir.jp/

 

認定ランク

認定には6つのランクがあり、それぞれで求められるスキルが異なってくる。レベルの低い順から次の通り。

 

実務士補

最も低いレベルが実務士補。認定試験を受験する必要はなく、セミナーを受講するだけで取得できる。しかしあくまで「実務士補」であるため、「実務士」と名乗ることはできない。

ネットショップの運営に必要な知識範囲の把握から、業界動向の理解といった知識を習得していることを証明できる。

 

レベル1 基礎知識

ネットショップの出店形態からプロモーションまで、基本的な知識を習得していることを認定してもらえるのがレベル1。就職活動中の学生や、EC業界に転職希望の方なら取得しておきたい。

受験料は6,500円で、コンピュータでの出題形式となる。70%以上の正解率で合格だ。

 

レベル2 実践知識

レベル2はショップのお問い合わせ対応やウェブ制作時のデザイン、メールマガジンでのお客様フォローなど、より実践的な知識が求められる。ネットショップを構築するウェブ制作会社でも取得しておく価値はありそうだ。

受験料は7,500円。レベル1と同様コンピュータでの出題形式で、70%以上の正解率で合格となる。

 

レベル3 実戦経験

レベル3はマネジメント、プロモーション、Web制作、運営の4つの職種それぞれで認定を受ける形式となる。問題に回答する形式で認定を受けられるレベル1,2とは違い、レベル3の認定を受けるためには、優良ネットショップでの勤務実績の証明が必要になる。

優良ネットショップの基準としては、「3ヵ月の総売上げが500万円以上、もしくは単月で100万円以上」であり、その店舗で40日以上勤務していることが条件となる。

現在はレベル2合格者のみしか申請資格がなく、申請料金は7,000円となっている。

 

レベル4(EC企画能力) レベル5(EC経営能力)

ネットショップ運営において、さらに高い能力であること認定するためのレベル4と5があるが、今までに試験が開催された実績がない。そのため、ネットショップ実務士の認定ランクは現在のところレベル3が最上位の資格となる。(2016年3月時点)

レベル4と5の試験がいつから開催されるかも不明である。

 

通販エキスパート検定

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一般社団法人の通販エキスパート協会が開催しているのが通販エキスパート検定。通販業界全体の底上げをするために立ち上げられた検定であり、インターネット通販に限らず、紙媒体での通販なども対象になる。

公式ホームページ: http://www.tsuhan-exa.org/index.html

 

検定内容

2010年に開始された通販エキスパート検定は、年々認定試験の数を増やしており、3級、2級、準1級(法律編)、準1級(ECマーケティング編)、準1級(CRM編)、1級(通販マネジメント編)の6パターンが存在する。

誰でも試験を受けることができる。各検定の難易度は以下の通り。

 

3級

一番ランクの低い3級は初級という扱いになり、通販事業に従事して3年程度の方や、通販業界への転職希望者や業界に携わる人間が対象となる。

試験料は4,700円(団体受験の場合は4,200円)。

 

2級

2級は中級という扱いになり、通販事業に従事して3年を超えた方など、ある程度業界内の流れや事情を把握していることが求められる。

試験料は5,700円(団体受験の場合は5,200円)。

 

準1級

準1級は法律編、ECマーケティング編、CRM編の3つのジャンルに分かれるが、それぞれの分野で高い専門知識を持っていることが必要だ。ちなみにCRMとは「Customer Relationship Management」の略であり、顧客管理を徹底し、ビジネスにつなげる能力を指す言葉。

試験料は公式テキスト付きの場合は8,700円(団体受験の場合は8,200円)。公式テキスト無しの場合は5,700円。

 

1級

最上位の1級にもなると、末端の作業レベルではなく、従業員を管理するマネージメント能力や、経営目線で物事を判断する力も必要になる。

試験料は9,000円(団体受験の場合は8,500円)。

 

ネットショップマスター資格認定

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セミナーを受講する形式で認定試験を行うネットショップマスター資格認定。

講師として登壇してくれるのは、伊藤みゆきさんやネットショップ総研の代表など、EC業界では著名な人ばかり。そうしたEC業界の最前線で活躍されている人たちから話を聞けるというのは、貴重な体験である。ただし受講料は他の資格や検定と比較すると高い。

公式ホームページ: http://www.netshopmaster.com/

 

検定内容

検定内容は2016年3月現在、「ベーシック」「3級」「2級:集客」「2級:デザイン」の4種類があり、1級は準備中となっている。

各検定内容は以下の通り。

 

ベーシック

ベーシック検定は基礎の基礎。ネットショップの始め方や集客についての基本など、これからネットショップを始めようという方が受講する内容だ。既にEC事業を始めている方はスルーしてもよいだろう。

認定試験当日は講師によるセミナー形式の講座を受講し、最後に行われる検定試験(マークシートによる選択問題 + 記述式)に合格することで、認定証が授与される。

受講料は税込19,440円。

 

3級

3級はネットショップの運用方法に重きをおいた講義となり、月商50万円~100万円程度のショップを目指すための知識を学んでいく。売上げを伸ばしたいオーナーの方にはおすすめ。

認定証を取得するためにはベーシックと同じように、講義を受けた後にマークシート + 記述式の試験に合格することが必要だ。受講料も少々高くなり、税込みで37,800円。

 

2級

2級は”集客”と”デザイン”で講義内容が分かれており、より専門性の高い知識を得ることができる。

集客ではSEOについての知識から、効果的なSNS運用の方法までを教えてくれ、デザインではユーザーの導線を意識したショップの設計から、お客様の心をつかむデザインまで、幅広く教えてくれる。
認定証を取得するには、「課題レポート」の提出が必須になる。

受講料は税込みで43,200円だ。

 

返金保障制度がある

ネットショップマスター資格認定のネックはその料金の高さだ。せっかく高いお金を出して受講したにも関わらず、満足のいく内容でなかったらがっかりしてしまう。

そんな受講者の悩みを軽減するために、返金保証制度を導入している。規定のアンケートを提出しなければならなかったり、当日中に申し出なければならないなどの条件はあるものの、こうした制度が設けられているのは、利用者にとっては安心できるポイントだ。

 

おわりに 知識と経験の双方を養うことが大切

ネットショップの運営に役立つ検定や資格をご紹介してきたが、資格さえあれば全てうまくいくわけではない。実務をこなしていると思いもよらぬハプニングに遭遇したり、計画通りに進まないことだってある。そうしたときには資格よりも豊富な実戦経験を積んだ者の方が柔軟に対応できる。

ただし豊富な知識を頭の中に入れておくということは、ネットショップの戦略を立てていく上で非常に大切だ。ネットショップも論理的な思考と突発的な判断力が求められる仕事であるため、座学的な知識量と経験から学ぶ感覚を同時に養っていくことが重要になってくる。

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